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レポート |
3/22 |
(三条地区):3月中旬よりインフルエンザが流行しています。例年に比べ、急激にA型もB型もほぼ同時に流行が拡大しました。2週間でA型もB型も発症した患者や、兄弟や親子でA型とB型が混在している家庭もあります。インフルエンザは学校伝染病ですので、治療の有無を問わず、A型インフルエンザなのか、B型インフルエンザなのか、きちんと診断してもらいましょう。なお、溶連菌感染症とマイコプラズマ感染症は減少し、ロタウィルス胃腸炎がゆるやかに増加傾向です。<冠木> |
3/9 |
(三条地区):溶連菌感染症が相変わらず多く、マイコプラズマ感染症は減りました。インフルエンザはA・Bともに増えていますが、まだ大流行ではありません。市内の中学校で在籍生徒の半数がインフルエンザ罹患との報道がありましたが、当院を受診した生徒を調べるとインフルエンザは少なく、むしろ溶連菌感染症みつかります。報道された患者数には安易にインフルエンザと診断された生徒が少なからず含まれていると思われます。溶連菌感染症の見落としにもご注意下さい。なお、例年通りにロタウィルス感染症がそろそろ増加傾向です。<冠木> |
2007/
1/16 |
(三条地区):県央でインフルエンザ症例の報告がありますが、まだ流行には至っていません。マイコプラズマ感染症は減少せず、年末年始を含めて入院する症例が途絶えません。年末年始に減少した感染性胃腸炎ですが、新学期に入りやや増加傾向にあります。溶連菌感染症も小流行で、胃腸症状で来院する症例もいますので注意が必要です。年末に散発したアデノウィルス感染症はみられなくなりました。水痘、流行性耳下腺炎は散発程度です。<冠木> |