2008年
情報提供
過去の情報
  • 岡崎実( 佐渡市/佐渡総合病院)
  • 岩谷淳(佐渡市/佐渡市立両津病院)
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流行状況
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レポート
12/23 ピークは過ぎましたが感染性胃腸炎をまだ認めます。
高熱と咳がひどくなる下気道感染症(RSウイルス、マイコプラズマ、それ以外)も先週に比べ減ってきました。流行性結膜炎が一部の保育園でまだ流行しています。流行はしておりませんが、長引く咳で受診された新穂地区の小学生のなかに、百日咳と思われる方がいらっしゃいました。当院では、まだインフルエンザの発生を把握しておりませんが、島内のインフルエンザ流行状況は、新潟大学医学部公衆衛生学教室のホームページhttp://www.med.niigata-u.ac.jp/pub/flu/をご参照ください。<岩谷>
12/23 インフルエンザはまだ佐和田、相川から3名の報告のみです。RSウイルス感染症が金井、相川で流行しています。乳児は重症になります。流行中は咳のある幼児に近づかないようにご注意ください。ノロウイルス感染症はやや下火になりました。アデノウイルス感染症、溶連菌感染症、マイコプラズマ感染症などが少数ずつ認められており、カゼの季節になったと実感しています。続けていろいろなカゼに罹ると体力を消耗しますので、そういうときだけは安静に心がけてください。<岡崎>
12/14 当初、金井、新穂地区で流行していた感染性胃腸炎(ノロウイルスが主体)が、各地に広がってきています。金井地区の保育園で高熱と咳がひどいRS感染症が増加しています。マイコプラズマ感染症も散発しています。結膜炎だけで発熱もあまりない、流行性の結膜炎が一部の保育園で流行しています。そのほか、溶連菌感染症なども認めます。インフルエンザの流行はまだ始まっておりませんが、佐渡島内のインフルエンザ流行状況に関しては、新潟大学医学部公衆衛生学教室のホームページhttp://www.med.niigata-u.ac.jp/pub/flu/をご参照ください。<岩谷>
12/5 ノロウイルスによる感染性胃腸炎が大流行しています。吐物や下痢便には大量のウイルスが存在します。そして少量のウイルスにより発病します。下痢症による無熱性けいれんの子どもが3名いました。吐物の塩素消毒と手洗いをよろしくお願いいたします。その他、喘息様気管支炎が小流行、新穂地区で伝染性紅斑が少数、両津地区保育園で流行性角結膜炎が流行しています。高熱の風邪もありますが、インフルエンザはA型が1名、佐和田地区に出ているだけです。 <岡崎>
12/2 相川の高千地区で水痘が流行中。金泉では流行性耳下腺炎が流行中。新穂地区では伝染性紅斑が少々流行しています。また、感染性胃腸炎が次第に流行し始めています。その他、咳や喘鳴がひどくなり高熱が続くことも多いRSウイルス感染症や、高熱が続くアデノウイルス咽頭炎が少数ずつ各地で認められます。<岩谷>
11/22 ノロウイルスの流行が両津をはじめとして、各地で認められます。幸い、一日で嘔吐がおさまる軽症タイプが多いようです。新穂地区で伝染性紅斑、相川で水痘が少々認められます。アデノウイルス感染症や溶連菌感染症も散発しています。その他、目やにが出る風邪、長引く咳や喘鳴、解熱後に発疹の出る風邪などが認められています。佐渡ではまだインフルエンザは確認されていません。 <岡崎>
10/31 喘息発作を誘発するような気道感染症が小流行しているようです。ライノウイルスやコロナウイルスなどが考えられます。乳幼児では引き続きRSウイルス以外の喘息様気管支炎が認められます。マイコプラズマ感染症、溶連菌感染症、真野で手足口病、感染性胃腸炎などが少数ずつです。水痘やムンプスは予防接種をする子どもが増加したせいか、ほとんど見られなくなりました。佐渡ではまだインフルエンザの流行はありません。<岡崎>
10/25 咳が多くなり、喘息用の症状がでる呼吸器疾患が少し目立ちますが、大きな流行はなく、その他も大きな感染症の流行を認めません。<岩谷>
10/19 アデノウイルス胃腸炎、喘息様気管支炎が少々流行しています。喘鳴が残る子が居ますがRSウイルスは検出されていません。RSVと同類のウイルス感染症と考えられます。一部、マイコプラズマ感染症も認められています。そのほか、感染症の目立った流行はありません。行事が続いて疲れている子の一部が、いろんなところの症状を訴えてくることがあります。今は、腰を落ちつけて話を聞く余裕のある小児科外来です。<岡崎>
10/13 喘息発作を誘発したり、喘息様気管支炎、細気管支炎を起こす呼吸器疾患が少し目立ちます。RSウイルスではないようです。感染性胃腸炎も少々流行しており一部はアデノウイルスのようです。全体としては、感染症の患者さんはさほど多くなく落ちついています。<岩谷>
10/4 秋が深まるとともに手足口病も峠を越えました。水痘が金井にわずかに残り、その他に感染症流行はありません。高熱が続く風邪、気管支炎、クループなどが少しずつ認められます。RSウイルスの流行はまだありません。稲刈りのお手伝いをして喘息発作、アレルギー性鼻炎、結膜炎になる子がいます。お手伝いしないほうがいいというのもちょっともったいない気がしてしまいます。<岡崎>
9/26 全島的に流行を見せている手足口病のピークは過ぎたようですが、まだまだ流行しています。水痘は金井地区の保育園で少数みられます。そのほか、これといった感染症の流行はないようです。<岩谷>
9/19 一足遅れの夏カゼ流行です。手足口病が両津、畑野、相川、金井などでひき続き流行しています。水痘が金井で少々、マイコプラズマ感染症、感染性胃腸炎高熱の咽頭炎などが認められます。無菌性髄膜炎が2名ありました。上越地区でRSウイルスの流行が認められており、小さな赤ちゃんは細気管支炎という苦しい症状を示すことがあり要注意です。マラソン大会の季節ですが、気管支炎は流行してほしくないものです。<岡崎>
9/6 両津地区、相川地区を中心に手足口病が流行しています。ヘルパンギーナも認められています。金井地区の保育園で水痘流行がわずかに続いています。島内では2例目の夏カゼウイルスによると思われる無菌性髄膜炎がありました。手足口病はあまり高熱にはなりませんが、ヘルパンギーナタイプの夏カゼは高熱になることがあります。その他、咳が長引く気管支炎も認められ、喘息発作の原因になることもあります。<岡崎>
9/1 ヘルパンギーナ、手足口病といった、いわゆる夏カゼが流行しています。特に手足口病は相川、両津地区で多く、その他の地域ではヘルパンギーナ、咽頭炎、気管支炎が認められます。畑野地区で季節はずれのインフルエンザAによる幻覚症状の小学生が1名いました。金井地区で水痘が続いています。夏カゼ流行は今のところ保育園中心ですが、新学期で小学校に広がりそうです。幸いなことに重い合併症はなく、熱と口内痛があるくらいです。登校停止規定はありませんが、ウイルスは1ヵ月近く残っているとされています。手洗い励行をお願いいたします。<岡崎>
8/24 相川方面で手足口病が流行しています。また、国中平野周辺ではヘルパンギーナも流行り始めた感じです。水痘が金井地区の一部の保育園で流行しています。感染性胃腸炎も少しみられます。畑野方面では伝染性紅斑(りんご病)が少数出ています。また、突然高熱がでて1〜2日で解熱する夏風邪も散発しています。といいましても感染症全体の流行の規模は大きくありません。<岩谷>
8/14 2〜3日高熱の出る夏カゼが認められています。手足口病、ヘルパンギーナ症状を認める場合もあります。みんな仲間のウイルスだと思われます。伝染性膿痂疹(とびひ)は石鹸でよく洗って清潔にしたほうが早く治ります。クループが数名出てきました。気管支喘息の子どもが花火や線香などで発作を起こしています。溺水が1名、オコゼ、クラゲ、ハチ刺されなど夏休みらしい小児科外来です。 <岡崎>
8/8 伝染性膿痂疹(とびひ)が保育園児に増えています。高い熱や頭痛が1〜2日続いたり、軽い下痢や腹痛を訴えるウイルス感染症が散見されますが、大きな流行はありません。<岩谷>
8/1 感染症は落ち着いています。ヘルパンギーナ、水痘、溶連菌感染症、感染性胃腸炎などが散発的に認められます。伝染性紅斑の流行は治まりました。伝染性膿痂疹(とびひ)はよく認められています。軽いものは清潔にしていれば治ることもあります。 爪を切ってヤスリで磨くことと、よく洗うことを指導しています。海水浴もお勧めです。 <岡崎>
7/27 大きな感染症の流行はなく、落ち着いています。金井地区で伝染性紅斑がまだ残っています。佐和田、相川、両津で水痘の小流行が認められています。ほか、アデノウイルス感染症が疑われる結膜炎や咽頭結膜熱、伝染性膿痂疹などが認められています。<岩谷>
7/19 夏カゼらしい高熱の子どもが出始めました。一部はアデノウイルス感染症ですが、発疹や消化器症状を伴うものもあります。伝染性紅斑(りんご病)がまだ認められており、妊婦さんの発病もあります。幸い胎児水腫はありません。その他、溶連菌感染症、マイコプラズマ感染症、手足口病が認められます。水痘が両津、相川、金井で小流行しています。伝染性膿痂疹(とびひ)も増加してきました。感染症はすっかり夏模様です。<岡崎>
7/4 まだ、感染性胃腸炎の流行がありアデノやロタウイルスも検出されています。キャンピロバクター胃腸炎の集団発生もありました。食中毒の季節になりましたので、生ものにはご注意ください。その他、溶連菌感染症、水痘が少数。伝染性紅斑はまだまだ流行がおさまらないようです。その他、口内炎をきたす高熱、眼脂を伴う高熱の風邪など少しずつ認められます。<岡崎>
6/28 全体的に感染症が減り落ち着いています。南部の小学校では感染性胃腸炎の流行が認められ、両津地区の一部の保育園では、まだ、少数、ロタウイルスの患者さんを見受けます。咽頭結膜熱、ウイルス性発疹症、りんご病、溶連菌感染症も少しずつ、散発しています。佐和田、相川、両津地区の一部の保育園、小学校などで、水痘が小流行しています。<岩谷>
6/21 伝染性紅斑(りんご病)、ロタウイルスをはじめとしたウイルス性胃腸炎、アデノウイルス感染症(一部は咽頭結膜熱)などが認められます。両津地区などで水痘の小流行、相川地区で溶連菌感染症が流行しています。その他、下熱後に発疹の出る突発性発疹症ではなさそうなウイルス性発疹症、ヘルペス口内炎も散発しています。小木地区で頭シラミの流行がありましたが、はやめの対応でほぼ落ち着きました。<岡崎>
6/13 ロタウイルス感染症はまだ相川方面で残っていますが少なくなってきました。両津地区では、アデノウイルスによる感染性胃腸炎が小流行している保育園もありますがロタウイルスに比べて軽症です。水痘が佐和田地区、両津地区の一部の保育園で出ています。溶連菌感染症も少数認められます。伝染性紅斑はあいかわらず広い地域で流行しています。<岩谷>
6/6 まだロタウイルス感染症が認められています。岩谷先生が衛生研究所に提出された糞便からは違った型のロタウイルスが検出され、数種類のロタウイルス流行があったようです。溶連菌感染症が相川、両津などで認められ、伝染性紅斑は金井、佐和田中心に流行中です。アデノウイルス感染症、ウイルス性発疹症、ムンプス、水痘、マイコプラズマ感染症など、様々な感染症が少数ずつ認められます。<岡崎>
5/24 感染性胃腸炎の流行が止まりません。両津、金井、佐和田を中心に全島で流行しています。現在はロタウイルスが流行の中心ですが、例年より小学生や保護者の発症が目立ちます。アデノウイルスによる感染性胃腸炎も散見されます。伝染性紅斑の流行も続き、両津地区のいくつかの小学校や、佐和田地区で小流行しています。溶連菌感染症も、両津地区の一部の保育園や、相川地区で流行しています。水痘が佐和田地区で少数出ています。<岩谷>
5/17 島内ではウイルス性胃腸炎が流行しています。ほとんどはロタウイルスですが、一部アデノウイルスによる胃腸炎もあるようです。また、アデノウイルスは咽頭炎や結膜炎を起こし、発熱が続くタイプも認めます。両津地区ではまだRSウイルス細気管支炎が残っています。また、溶連菌感染症も各地で少数認められています。佐和田地区の保育園で伝染性紅斑(リンゴ病)が少数残っています。5月に入り、4月の緊張感のあとの疲れが出てくる時期です。無理をせずに乗り切って下さい。<岡崎>
5/11 ロタウイルスが中心の感染性胃腸炎が広い地域でまだ流行しています。アデノウイルスや溶連菌感染症が佐和田地区を中心に小流行しています。両津地区の保育園では高熱と咳が続くRSウイルス感染症がまだ散見されています。<岩谷>
5/3 季節はずれのロタウイルス感染症が流行しています。特に、真野の保育園では大きな流行です。インフルエンザはいなくなりました。替わってアデノウイルス感染症や溶連菌が小流行しています。両津では伝染性紅斑、RSV感染症がまだ認められています。ロタウイルス感染症はノロウイルスと比べて下痢が重症です。高熱が出たり、脱水でぐったりして入院になったりします。石鹸による手洗いで予防できますので、吐物や便の処理のあとはすぐに洗うようにしてください。<岡崎>
4/27 インフルエンザの流行は終息に向かい、先週の後半以降、当院では発生を確認していません。感染性胃腸炎が一部の保育園や、小学校中心に再び増加しています。ロタウイルスの流行と、それ以外のウイルス性胃腸炎の流行を確認しています。伝染性紅斑は両津地区、佐和田や金井地区でも増加しています。マイコプラズマ、溶連菌、も少しずつ認められています。アタマジラミが両津地区の一部の保育園、小学校で散発しています。<岩谷>
4/18 両津、真野の保育園で残っていたインフルエンザBもほとんど終息状態です。感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、溶連菌感染症、マイコプラズマ感染症、伝染性紅斑、百日咳など少数ずつ認められます。感染症の大きな流行はありません。4月から保育園に入った乳児の呼吸器感染症や中耳炎が少々目立ちますが、他のみんなは元気に新学年を迎えられたようです。<岡崎>
4/15 インフルエンザは、B型の患者様がまだわずかにいらっしゃいますが、終息に近づいています。感染性胃腸炎は、まだあちらこちらで流行中です。両津地区の小学校、保育園の一部では、伝染性紅斑が小流行中。RSウイルス感染、溶連菌感染症、マイコプラズマ感染症が、一部の保育園で散発しています。感染症全体の数は少なくなり落ち着いてきています。<岩谷>
4/4 ウイルス性胃腸炎がまだ流行しており、学童から乳児まで幅広くみられます。B型インフルエンザが両津、真野、小木の一部の保育園でわずかに残っています。伝染性紅斑、溶連菌感染症、RSウイルス細気管支炎、百日咳が少しずつ認められていますが、感染症はそれほど多くはありません。花粉症に悩む子どももいます。いよいよ新学年、晴れ晴れとした顔に会えるのが楽しみです。<岡崎>
3/28 インフルエンザは春休みに入り少なくなってきましたが、両津地区の一部の保育園や学校中心にB型が散発しています。インフルエンザ流行状況に関しては、新潟大学公衆衛生学教室ホームページhttp://www.med.niigata-u.ac.jp/pub/flu/もご参照ください。
春休みに入りましたが、ノロウイルス様の感染性胃腸炎があちこちの園、学校で小流行しています。溶連菌も一部の保育園で小流行、RSウイルス感染や、咳と熱のでる風邪の流行も一部の保育園で認めます。伝染性紅斑も少ないですが週に数名ずつ散発しています。<岩谷>
3/23 インフルエンザBが局地的に認められていましたが、大きな流行にはつながりませんでした。幼児から学童まで幅広く感染性胃腸炎がまだ続いています。5日以上高熱が持続するインフルエンザ以外の咽頭気管支炎が数名ありました。今年のインフルエンザは結局、佐渡全体では大きな流行の山は認められず、ダラダラとしためずらしい形になりました。普通の感冒と大差ありません。<岡崎>
3/13 インフルエンザは、両津地区の、一部の保育園と小学校でB型が猛威を振るっています。保育園によっては、園児の半数以上が罹患しているところもあります。佐和田地区でもBが小流行です。それ以外はおちついています。RSウイルス感染症も、保育園によっては流行しています。感染性胃腸炎も少なくなってきましたが、一部の園・学校で流行しています。そのほかには、アデノウイルス感染症、溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)などが少々みられます。南部ではインフルエンザ以外の急性気管支炎が流行しています。<岩谷>
3/9 両津地区で小学校中心にインフルエンザBが流行しており、保育園ではRSウイルス、感染性胃腸炎、トキっ子では溶連菌感染症も認められています。その他の地区ではRSウイルス感染症は峠を越え、ノロウイルス様の感染性胃腸炎、アデノウイルス感染症などが少しずつ認められます。インフルエンザBも佐和田などで少数認められますが、大きく広がることはありません。アデノウイルス感染症で夕方からの高熱が5日ほど持続することがあります。<岡崎>
2/29 両津地区でインフルエンザが流行しています。加茂小でB、東中と両津高校でA、両尾小/保育園のA、吉井小/保育園のBは終息しつつあります。感染性胃腸炎はまだ各地で残っており、ノロウイルス様です。RSウイルス感染症もピークは越えましたが、まだ認められます。溶連菌やアデノウイルス感染症が少々認められました。 感染症と証明されたわけではありませんが、川崎病が2名同時に発病いたしました。両津地区以外ではインフルエンザの流行が認められませんが、今年は施設ごとの小流行のようで、軽症のものが多い印象です。抗ウイルス薬もほとんど使用する必要なく、新型インフルエンザへの備蓄に余裕ができそうです。<岡崎>
2/21 インフルエンザは先週末から両津地区の一部の小学校、中学校、保育園で流行しています。学校、園によってA型が流行しているところと、B型が流行しているところが異なります。高学年中心に流行しているので、複数の学校があつまるクラブ活動などで広がる可能性もあります。インフルエンザ流行状況に関しては、新潟大学公衆衛生学教室ホームページhttp://www.med.niigata-u.ac.jp/pub/flu/もご参照ください。
金井地区や、両津地区の保育園や小中学校では、感染性胃腸炎も流行しています。相川地区ではRSウイルスの流行も続いています。<岩谷>
2/20 インフルエンザの流行は局地的なものだけで、全島に広がることはありませんでした。 赤泊地区で、一部マイコプラズマ感染症が関与している咳の強い気管支炎が流行しています。RSウイルス気管支炎、ノロウイルス様の胃腸炎が少々認められる以外、感染症はいつになく落ち着いた状況です。花粉症のきざしが認められます。<岡崎>
2/12 先週のインフルエンザは、両津地区では一部の保育園でのみ、B型のインフルエンザの流行を認めています。インフルエンザ流行状況に関しては、新潟大学公衆衛生学教室ホームページhttp://www.med.niigata-u.ac.jp/pub/flu/もご参照ください。
感染性胃腸炎が全島的に多くなってきています。そのほかは水痘も小流行しています。<岩谷>
2/1 インフルエンザの流行が始まってきたようです。金井地区平泉保育園を中心にB型インフルエンザが流行しています。発熱期間も短く、軽くすむお子さんが多い印象です。両津地区ではA型が流行しています。他への拡大傾向はありません。RSウイルス感染症流行は峠を越えた印象です。高熱が持続する咽頭炎、腹痛のみが目立ち浣腸で軽快する急性胃腸炎を数名経験しました。本格的なインフルエンザ流行はこれからになりそうです。部屋の加湿、手洗い、うがい、マスク着用、十分な睡眠、休養、栄養など、感染予防に心がけましょう。<岡崎>
1/26 両津地区のの保育園、学校の一部では、A型インフルエンザの流行がはじまりました。金井地区の保育園の一部ではB型インフルエンザが流行しています。そのほかには、真野、相川、佐和田地区の園では、RSウイルス感染が流行しているところがあります。そのほか、外来で目立つのは、ノロウイルス様の感染性胃腸炎が一部の小学校と保育園で、水痘も一部の保育園で流行しています。伝染性紅斑は一部の小学校で小さく流行しています。冬本番になり、いろいろな疾患が流行していますが、各学校、各園で、流行状況が異なっています。<岩谷>
1/22 臨時のお知らせです。今シーズン初めてのインフルエンザBが平泉保育園で流行し始めました。佐渡病院で2名続けて診断されています。消化器症状も認められるようです。今後の感染拡大に注目したいと思います。<岡崎>
1/19 インフルエンザAは両津地区加茂小学校や南中学校、石田地区などで散発していますが、まだ本格的な流行とはいえません。感染性胃腸炎がまだ認められます。インフルエンザ以外の高熱の咽頭炎、RSウイルス感染症、マイコプラズマ感染症、伝染性紅斑、単純ヘルペス感染症が少数ずつ認められます。最近のインフルエンザは型が変わって数種類流行するようです。これからH3N2(香港型)やB型の流行が危惧されます。<岡崎>
1/12 いくつかの園で水痘が流行しています。また、感染性胃腸炎(吐き気の強いノロウイルス様のものと、下痢が中心なものと、いくつかの種類があるようです)も小流行しています。両津地区の小学校での流行性耳下腺炎の流行はピークを超えた感があります。両津地区の園で伝染性紅斑が小流行しています。今週になり、両津地区の小学校から数名のA型インフルエンザの患者さんを診断しました。今後の流行に注意が必要です。<岩谷>
2008/1/3 佐渡病院の救急外来でインフルエンザAが数名診断されました。ほとんど島外からの帰省者ですが、佐渡島民も1名診断されています。佐渡もインフルエンザシーズンに入りました。本土で流行中のインフルエンザは今のところH1N1型が主流で1日〜3日で下熱する軽症型が多いとの情報です。症状が重くなければ問題のタミフルは必要なさそうです。シーズン途中で流行ウイルスが変化しますので、子どもたちの症状に十分注意したいと思います。<岡崎>
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