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  • 岡崎実( 佐渡市/佐渡総合病院)
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レポート
12/25 さまざまな感染症が認められます。羽茂でムンプス、小木で水痘、佐和田や金井で溶連菌感染症、相川や赤泊のマイコプラズマ肺炎、ところどころでノロウイルスらしい感染性胃腸炎、アデノウイルスでは結膜炎、咽頭扁桃炎のほかにも41型アデノウイルスによる胃腸炎が認められています。RSウイルスによる細気管支炎も本日一名入院されました。インフルエンザは全国的にはB型がぽつぽつ出ているようですが、佐渡ではまだ報告がありません。今年も流行マップを新潟大学公衆衛生学教室ホームページ上に載せていただくことになっています。<岡崎>
12/9 新聞報道にもありましたように、当院でノロウイルス院内感染がありました。小児ではなく成人例でした。幸い関係者の迅速な対応によってすでに終息いたしました。島内では大人も子どももノロウイルス感染症が流行しています。水痘が両津浦川保育園、ムンプスが歌代保育園で流行しています。溶連菌感染症が散発しています。マイコプラズマ肺炎が赤泊や相川で流行しており、今年はなかなか抗菌薬が効かない患者さんがいて、MINOまで使用した中学生が3名居ました。<岡崎>
11/30 ノロウイルスの小流行が各地で散発しています。マイコプラズマ肺炎が赤泊、相川など、溶連菌感染症が小木や佐和田、相川などで認められます。ムンプスは下火になりました。両津方面で水痘が出ています。その他、高熱のカゼ、気管支炎も少しずつ増えてきました。ところで、来年小学1年生になる佐渡の子どもたちの麻疹ワクチン接種率は99.2%でしたが、2期のMRワクチンはまだ8割くらいです。就学前に接種するようお願いいたします。麻疹撲滅までもう一歩です。<岡崎>
11/9 相変わらず感染症は落ち着いています。両津地区河崎ではムンプス、水痘、マイコプラズマ感染症が認められ、相川、佐和田地区では溶連菌感染症が一日1〜2名、胃腸炎も小流行しています。その他、咳の多い風邪、一日熱が出る咽頭炎が少しずつ認められる程度です。インフルエンザ予防接種が順調に進められています。<岡崎>
10/18 しばらく落ち着いていたムンプスが各地で増えてきました。高千、佐和田、梅津、羽茂保育園、そして加茂小学校。水痘も相川、赤泊羽茂、河崎小学校などで流行しています。溶連菌感染症が佐和田、新穂、金井、畑野で認められました。マイコプラズマ感染症をはじめ気道感染症も増加してきましたが、重症なものは少ないようです。風邪には抗菌薬が必要ないことが定着し、家で寝て治してくれているのか病院がそう混みあうことはありません。<岡崎>
9/27 相変わらず感染症の大きな流行はありませんが、局地的にムンプスが両津地区の梅津保育園や加茂小学校で、水痘が河崎小学校で認められています。マイコプラズマ肺炎が赤泊地区でやや多くなっています。そのほか、頭痛や嘔気を訴えたり高熱のみ1日〜3日が主訴の感冒(ウイルス感染症の疑い)が小流行です。食欲の秋、運動の秋ですが、気管支喘息に対するステロイド吸入のおかげで、マラソン大会で走れない子どもたちもほとんどいなくなりました。<岡崎>
9/15 感染症の流行はありません。マイコプラズマ感染症や溶連菌感染症が少数散発しています。手足口病やムンプスは認められなくなりました。夏風邪のなごりで、高熱を出す子どもやウイルス性発疹症もいます。2学期が始まって、頭痛や微熱などを訴えて学校を休む中学1年生が目立ちます。心因反応が疑われます。彼らにとっては相当ストレスのたまる季節のようです。<岡崎>
8/26 みんな家で宿題に忙しいのか夏風邪もおちつき、感染症の大きな流行は認められません。ただし、恐れていたムンプス(おたふくかぜ)の重症合併症が認められました。17歳女性、ムンプス後に上衣炎による中脳水道狭窄で水頭症となりあやうく命を失うところでした。脳外科による緊急穿頭ドレナージで治療中です。そのほか、感染症ではありませんが、イネ科雑草などによると思われるアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎が増加してきました。<岡崎>
8/11 手足口病の流行時期に両津病院から提出されたウイルス分離では、エンテロウイルス71という髄膜炎や脳症をおこしやすいウイルスが分離されていましたが、幸い重症例はありませんでした。夏カゼと呼んでいるヘルパンギーナやアデノウイルス咽頭結膜熱などもすでにピークを過ぎ、ムンプスや水痘もほとんど認められなくなりました。夏にしてはマイコプラズマ感染症をはじめとした気道感染症がときどき認められ、3週間ほど咳が続く場合もあります。喘息発作を誘発する場合もあります。<岡崎>
7/31 手足口病は少なくなり、ヘルパンギーナが増えてきました。高熱が出る場合があります。同様に高熱が出るアデノウイルス感染症では目が赤くなることもあります。ムンプスや水痘がまだところどころで認められます。サルモネラ胃腸炎が一名いました。これからは食中毒シーズンですので油断しないようにしてください。<岡崎>
7/20 手足口病は少なくなり、ヘルパンギーナが増えてきました。高熱が出る場合があります。同様に高熱が出るアデノウイルス感染症では目が赤くなることもあります。ムンプスや水痘がまだところどころで認められます。サルモネラ胃腸炎が一名いました。これからは食中毒シーズンですので油断しないようにしてください。<岡崎>
6/29 手足口病の流行が続いています。幸いなことに発熱も認められない様な軽症例がほとんどで、髄膜炎や脳炎などは認められません。ムンプスが両津、真野、相川など各地で認められ、ワクチン接種の希望者もやっと増加してきました。ムンプス難聴予防のためにもワクチン接種をお勧めします。その他、溶連菌感染症が真野で、アデノウイルスを含めた高熱が持続する咽頭炎が相川など各地で、水痘が羽茂や赤泊など南部で認められ、呼吸器感染症ではRSV感染症が両津水津で、マイコプラズマが新穂や相川などで認められます。<岡崎>
6/8 佐渡では全島で手足口病が流行しています。今のところ重大な合併症は認められません。溶連菌感染症が相川、佐和田、羽茂で、水痘が佐和田、赤泊で、ムンプスが両津、真野、佐和田、相川、金井地区でまだ流行しています。ムンプスや水痘は予防接種が可能ですので両津病院や佐渡病院小児科外来にご連絡ください。これらは手足口病よりも重症合併症を起こす可能性があり、予防できる疾患です。<岡崎>
5/18 インフルエンザAはやっと終息しそうですが、新潟ではB型が散発しているようですのでまだ油断はできません。ムンプスが金井、佐和田相川で流行しています。ムンプス髄膜炎数名あり、そのうちムンプス難聴が出るのではないかと耳鼻科の先生も心配しています。ムンプス難聴は回復しません。ワクチン接種をお勧めします。金井と真野を中心に溶連菌感染症、国仲地区と相川、赤泊でロタウイルス感染症、真野で水痘、沢根や南部地区で手足口病がそれぞれ流行しています。<岡崎>
5/7 インフルエンザAが細々と両津、金井、佐和田などで続いています。これまでAH3N2でしたが、現在はAH1N1のようです。新潟ではB型も検出されており、この連休で持ち込まれるかもしれません。溶連菌感染症、感染性胃腸炎、アデノウイルス感染症の小流行が残っています。手足口病が佐和田と赤泊方面で、ムンプス(おたふくかぜ)が相川、金井、畑野で流行しています。咳風邪も増えています。これからダニが増殖する季節ですので、アレルギーを指摘されている方はダニ対策の見直しをお願いいたします。<岡崎>
4/19 しばらく報告がなかったインフルエンザAがまた数名、両津と新穂で認められました。また、RSウイルス感染症が両津で、溶連菌感染症が相変わらず両津、真野、羽茂、赤泊などで流行しており、ロタウイルス感染症も全島で流行が続いています。さらにムンプス(おたふくかぜ)の流行も金井、佐和田、相川、両津などで残っており、他にもマイコプラズマ、手足口病、アデノウイルス感染症など、多彩な感染症が診断されていますが、総数はそれほど多くはありません。インフルエンザ流行の再燃に注意したいと思います。<岡崎>
4/8 佐渡のインフルエンザは今年はB型がなくウイルス分離でもA香港型のみでした。当院ではここ2週間ほど認められていません。溶連菌感染症もピークは過ぎたようですがまだ施設内感染が続いています。4回感染してしまった子どももいます。ムンプス(おたふくかぜ)の流行も金井、佐和田、相川の保育園で残っています。幸いまだムンプス難聴になった子どもはいませんが、とても心配です。水痘は減少しました。アデノウイルス感染症による咽頭結膜熱が数名診断されています。感染性胃腸炎が全島で流行しており、現在はノロウイルスではなくロタウイルスが主体です。感染予防のため頻回の手洗いをお願いします。風疹麻疹混合ワクチンが4月から開始されています。<岡崎>
3/28 インフルエンザAはほぼ終息したようです。先週は両津で1例でした。溶連菌感染症、ロタウイルス胃腸炎が各地で流行しています。水痘が真野と赤泊で、ムンプス(おたふくかぜ)が相川と金井で流行しています。一名ムンプス髄膜炎が入院となっています。ムンプスは意外に聴覚障害という重症合併症がまれにあります。水痘も脳症などの合併症がありますので、保育園に入る前の予防接種をお勧めしています。<岡崎>
3/12 インフルエンザは佐和田地区の小学校を除いて認められなくなりました。かわって全島で溶連菌感染症が増加しています。赤泊、小木、真野などでは施設内流行の認められるところがあり、再感染例もあります。感染性胃腸炎ではノロウイルスと考えられる嘔吐が目立つタイプも残っていますが、色の薄い水様便が目立つロタウイルス感染症も出始めました。3月は人の出入りが多いため感染症流行の危険性があります。また、花粉症による気道症状にも悩まされる季節です。体調管理にご注意ください。<岡崎>
2/16 インフルエンザAの流行はいったん落ち着いているようです。今のところA香港型の流行でしたが、島外ではAソ連型も分離されているようですし、最近はB型の流行も続いていますので、まだ安心はできません。今のところワクチン接種者の発病は少ないようです。溶連菌感染症が両津、佐和田、相川、小木、畑野でやや目立ちます。ノロウイルス感染症もまだ残っており、水痘が畑野保育園で、RSウイルス感染症とムンプスが相川で認められています。<岡崎>
1/29 いよいよインフルエンザAが増加してきました。流行マップではやはり最初の感染者から、家族、クラスメート、地域へと徐々に広がる様子がわかります。現在はほぼ全島に拡大しています。その他、ノロウイルスらしい感染性胃腸炎やマイコプラズマ肺炎、溶連菌感染症、インフルエンザ以外の高熱の出るカゼが認められています。かなり腫れの強い溶連菌による頚部リンパ節炎が3例で、切開排膿したものが2例ありました。リンパ節炎を起こしやすいタイプなのかも知れません。<岡崎>
1/18 インフルエンザの流行が始まりました。これまでは島外で感染して佐渡で発病した方々ばかりでしたが、ここ数日で島内での発病が10例近くになりました。今のところ子どもより成人が多いようです。また、感染性胃腸炎の流行が続いています。水痘が今度は新穂で、ムンプスが畑野と佐和田で小流行です。マイコプラズマと溶連菌感染症が相変わらず散発しています。佐渡のインフルエンザ流行マップが、新潟大学公衆衛生学教室のホームページに掲載されることになりました。また、島内の調査協力医療機関にも随時掲示される予定です。<岡崎>
2006
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インフルエンザは相川と畑野で島外者が2名発症していますが、そのほか島内での流行はまだ認められません。ムンプス、水痘、マイコプラズマ、溶連菌感染症が数名ずつで、ノロウイルスと考えられる感染性胃腸炎がやや増加しています。冬休みで感染症の流行は落ち着いているようです。<岡崎>