2009年
情報提供
過去の情報
  • 中野徳( 新発田市/中野こども医院)
  • 山崎恒(阿賀野市/やまざき小児科)
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レポート
12/28 (新発田地区):12月21日ー27日:インフルエンザAがなお流行中です。この1週間で37名受診しました。年齢分布に偏在はありません。インフルエンザBはまだ確認されていません。感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、水痘が小流行しています。インフルエンザの消退傾向に伴い肺炎、中耳炎が目立ってきました。<中野>
12/21 (新発田地区):12月14日ー20日:インフルエンザAが流行中ですが、この1週間で43名と最盛期の3分の1に減少しました。他に乳幼児RSウイルス気管支炎および肺炎、幼児、学童の溶連菌感染症、および感染性胃腸炎が10名くらいずつ見られました。<中野>
12/12 (新発田地区):12月7日ー13日:インフルエンザAが流行中ですが、1週間の総数が55例とピーク時の1/3程度まで減少し、10歳以上が半数を占めました。代わって感染性胃腸炎が37例とインフルエンザに迫る勢いです。他にRSウイルス(細)気管支炎、溶連菌感染症、マイコプラズマ肺炎などが散見されます。インフルエンザが減った分他疾患が増えたような印象です。<中野>
12/7 (新発田地区):11月30日ー12月6日:インフルエンザAが流行中です。今週は合計66例が受診しました。前週に比し半分程度の患者数ですが、10歳以上が33例と半数を占めました。RSウイルス気管支炎、溶連菌感染症、感染性胃腸炎、マイコプラズマ肺炎などが小流行中です。水痘、おたふく風邪、アデノウイルス咽頭炎も散見されます。<中野>
12/1 (新発田地区):11月23日ー29日:インフルエンザAが流行中です。やや減少し、1週間で102名でした。小中学生が中心で、再感染例はありません。他に溶連菌感染症約10名、肺炎4−5名受診しました。RSウイルス感染症、突発性発疹症、アデノウイルス咽頭炎などが散見されます。<中野>
11/24 (新発田地区):11月16日ー22日:インフルエンザA(新型)が流行中です。この1週間で113名が受診しました。5歳ー10歳が3分の2を占めました。やや減少したとは言え、大流行しています。他に溶連菌感染症、感染性胃腸炎、突発性発疹、肺炎が散見されます。<中野>
11/16 (新発田地区):11月9日ー15日:インフルエンザAが流行中です。前週より減少したものの4歳から12歳が中心で合計129名が受診しました。8歳男子の熱性痙攣の入院がありましたが、重症な合併症はない模様です。ようやく流行のピークは過ぎた感があります。他にRSV気管支炎、溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、アデノウイルス咽頭炎、肺炎が散見されます。<中野>
11/10 (新発田地区):11月2日ー8日:インフルエンザAが流行中です。1週間で145名が受診されました。流行は市内全域に拡大し、聖籠町、胎内市からの患者さんも見られます。他に溶連菌感染症が14名、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎、ヘルパンギーナ、CRPの低い肺炎が数例ずつ見られました。百日咳の乳幼児が2例見られました。<中野>
11/1 (新発田地区):10月26日ー11月1日:インフルエンザA(新型)が流行中です。この1週間で150名が受診しました。市内全域で患者さんが見られます。当院には猿橋小15名、外ヶ輪小、住吉小、御免町小、東豊小、本丸中、聖篭町亀代小から各10名前後、加治川小、二葉小、聖篭中などから5名前後受診されました。溶連菌感染症、感染性胃腸炎も小流行中です。RSウイルス気管支炎、アデノウイルス咽頭炎、水痘、流行性耳下腺炎、肺炎も1〜2例ずつ見られました。<中野>
10/25 (新発田地区):10月19日ー25日:インフルエンザAが流行中です。この1週間で65名が受診し、季節性インフルエンザの最盛期にも比肩する勢いです。5名以上の学校が、二葉小、外ヶ輪小、御免町小、猿橋小、猿橋中、本丸中と6校あり、市内の高校、聖籠町からもかなり受診しています。他に溶連菌感染症、感染性胃腸炎、肺炎が見られます。季節性インフルエンザワクチン接種、新型インフルエンザワクチン希望者把握で限界に近づいています。<中野>
10/20 (水原地区):安田地区、笹神地区でインフルエンザA型が流行しています。水原地区も小学校で認められます。また、水原地区保育園でロタウイルス感染症の流行がみられます。<山崎>
10/18 (新発田地区):10月12日ー18日:インフルエンザA、溶連菌感染症、水痘、感染性胃腸炎が小流行中です。インフルエンザと溶連菌の混合感染例があり、注意を要します。インフルエンザは全てA型で、紫雲寺保育園、大栄保育園、東幼稚園、外ヶ輪小学校、五十公野小学校、七葉中学校で各1例、猿橋中学校、東中学校で各2例、御免町小学校で3例、猿橋小学校で8例見られました。学年閉鎖、学級閉鎖が相次いでいますが、なお流行は続いています。<中野>
10/12 (新発田地区):10月5日ー11日:インフルエンザAが流行中です。今週はAが17名、Bが1名見られました。内訳は七葉小、二葉小各2名、菅谷小、猿橋小、紫雲寺小、外ヶ輪小、七葉中、川東中、豊浦保育園、百華保育園各1名などです。七葉中、紫雲寺小、外ヶ輪小で学年あるいは学級閉鎖があり、学校外のレンタルビデオ店、ジャスコなどでの感染が疑われるものが数名見られました。Bについては検索中です。溶連菌感染症、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎、肺炎が数名ずつ見られました。<中野>
10/5 (新発田地区):9月28日ー10月4日:インフルエンザA、感染性胃腸炎、溶連菌感染症が小流行中です。他にRSウイルス気管支炎の乳児2例、アデノウイルス咽頭炎幼児1例、ヘルパンギーナ幼児1例、マイコプラズマ肺炎幼児1例が見られました。インフルエンザAは猿橋小学校8例、外ヶ輪小2例、紫雲寺小3例、住吉小2例、聖母幼稚園1例、紫雲寺保育園1例に見られました。またインフルエンザBも2例陽性に出ました。Bについては保健所に検体を提出し確認中です。<中野>
9/28 (新発田地区):9月21日ー27日:インフルエンザAが小流行中です。猿橋小学校の5年、6年、2年で約10名ほど受診しました。他に溶連菌感染症、胃腸炎、アデノウイルス咽頭炎が若干見られます。インフルエンザは、9月20日〜22日の間、村上市や新発田市で開催されたミニバスの大会で感染したと思われる例が半数を占めました。<中野>
9/14 (新発田地区):9月7日ー13日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、インフルエンザA(新型)が小流行中です。インフルエンザAは合計6名で、猿橋中学校、住吉保育園、聖篭町山倉小学校などで散発的に発生しています。このレポートを書いている本日午前中に、猿橋中学1年のインフルエンザAが7人受診しました。<中野>
9/7 (新発田地区):8月31日ー9月6日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、手足口病、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎、マイコプラズマによると思われる肺炎、インフルエンザAが散見されます。インフルエンザは3例、全てA型(新型)で、6歳女子、17歳男子、30才台女性各1例でした。先週、先々週に比し少なくなっております。今後の感染拡大に注意が必要です。<中野>
9/5 (水原地区):ヘルパンギーナが圧倒的に多く、各保育園で流行しています。インフルエンザA型は8月に中学生1名、保育園児1名(いずれも旧水原地区)、そして9月4日に小学生1名(旧安田地区)となっています。高熱の患者さんは少なくないのですが、ほとんどはヘルパンギーナなどの夏かぜが主体です。安田方面の患者さんは学校での感染の可能性が高く、今後増えてくることが予想されます。<山崎>
8/31 (新発田地区):8月24日ー30日:インフルエンザA(新型)、溶連菌感染症、ヘルパンギーナが流行中です。他に感染性胃腸炎、手足口病、マイコプラズマ肺炎が散見されます。インフルエンザAは保健所から全て新型との報告がありました。園児、小中高生の患者さんが市内ほぼ全域に見られます。新発田祭り後に増加する可能性があります。<中野>
8/24 (新発田地区):8月17日ー23日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、手足口病、インフルエンザAが流行中です。他にヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎が散見されます。インフルエンザは2歳ー18歳14人、成人2人、男子6名、女子9名でした。<中野>
8/17 (新発田地区):8月10日ー16日:溶連菌感染症、ヘルパンギーナが小流行中です。感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎、マイコプラズマ肺炎が僅かながら見られました。18歳の男子高校生、9歳女子のインフルエンザAが1例ずつ見られました。今後の流行が心配されます。<中野>
8/10 (新発田地区):8月3日ー9日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナが小流行中です。流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎が僅かに見られました。感染症全体では大変少ない状態が続いています。<中野>
8/3 (新発田地区):7月27日ー8月2日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎などが散見されます。全体に感染症は少ない状態です。インフルエンザは見られませんでした。<中野>
7/27 (新発田地区):7月20日ー26日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎が小流行中です。伝染性紅斑、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎を僅かずつ認めました。感染症は少ない状態です。<中野>
7/21 (新発田地区):7月13日ー19日:溶連菌感染症が流行中です。感染性胃腸炎、水痘、ヘルパンギーナも小流行しています。伝染性紅斑、アデノウイルス咽頭炎が僅かに見られます。<中野>
7/13 (新発田地区):7月6日ー12日:溶連菌感染症が流行中です。感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑、水痘が散見されます。全体的に感染症は少ないです。<中野>
7/6 (新発田地区):6月29日ー7月5日:溶連菌感染症、水痘、感染性胃腸炎が小流行中です。他にアデノウイルス咽頭炎、流行性耳下腺炎が僅かに見られます。インフルエンザは全く見られませんでした。<中野>
6/29 (新発田地区):6月22日ー28日:溶連菌感染症が流行中です。感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎、マイコプラズマ肺炎が散見されます。インフルエンザはありません。<中野>
6/22 (新発田地区):6月15日ー21日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎が流行中です。他にマイコプラズマ肺炎、水痘、アデノウイルス咽頭炎、百日咳などが僅かに見られます。インフルエンザは見られませんでした。<中野>
6/15 (新発田地区):6月8日ー14日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎が流行中です。溶連菌は咽頭痛を訴える患児では高率に検出され、発熱および典型的な咽頭所見がない場合でも注意する必要があります。他に水痘、アデノウイルス咽頭炎が散見されます。インフルエンザは見られませんでした。<中野>
6/8 (新発田地区):6月1日ー7日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎が流行中です。水痘、アデノウイルス咽頭炎が散見されます。インフルエンザは見られませんでした。<中野>
6/1 (新発田地区):5月25日ー31日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎が流行中です。次いで水痘、アデノウイルス咽頭炎が小流行中です。インフルエンザは4歳女児B型1例のみでした。ようやくインフルエンザは終息しそうです。<中野>
5/26 (新発田地区):5月18日ー24日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎が流行中です。水痘、インフルエンザ、伝染性紅斑が数例ずつ見られました。インフルエンザは季節性のA型が4例でした。<中野>
5/18 (新発田地区):5月11日ー17日:感染性胃腸炎と溶連菌感染症が流行中です。水痘、伝染性紅斑、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎、インフルエンザが散見されます。インフルエンザはA型が1名、B型が4名見られました。A型は3歳男子で、海外渡航歴、国内旅行歴ともにありません。季節性インフルエンザの名残と思われました。<中野>
5/12 (新発田地区):5月4日ー10日:感染性胃腸炎、溶連菌感染症、水痘が小流行中です。インフルエンザは見られませんでした。他に伝染性紅斑、CRPの低い肺炎が散見されます。<中野>
5/7 (新発田地区):4月27日ー5月3日:感染性胃腸炎、インフルエンザB、溶連菌感染症が小流行中です。インフルエンザは9例見られましたが、全てB型で、海外渡航歴のあるA型はありませんでした。水痘、アデノウイルス咽頭炎が若干見られます。<中野>
4/28 (新発田地区):4月20日ー26日:感染性胃腸炎、溶連菌感染症、インフルエンザBが流行中です。他に水痘、インフルエンザA、アデノウイルス咽頭炎、伝染性紅斑、マイコプラズマ肺炎などが散見されます。吐気、高熱はインフルエンザBの可能性があり、胃腸炎との鑑別が必要です。<中野>
4/20 (新発田地区):4月13日ー19日:感染性胃腸炎が流行中です。インフルエンザB、溶連菌感染症もなお小流行中です。水痘、流行性耳下腺炎がわずかながら認められました。人事異動の時期で、思わぬ感染症が見られます。注意が必要です。<中野>
4/13 (新発田地区):4月6日ー12日:感染性胃腸炎(ノロ、ロタ)、インフルエンザAおよびB(A<<B)、水痘、溶連菌感染症の順に小流行中です。伝染性紅斑、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎、マイコプラズマ肺炎も散見されます。<中野>
4/6 (新発田地区):3月30日ー4月5日:感染性胃腸炎、インフルエンザB、溶連菌感染症、水痘が小流行中です。流行性耳下腺炎、マイコプラズマ肺炎が僅かに見られます。感染症全体としてはかなり落ち着いています。<中野>
3/30 (新発田地区):3月23日ー29日:インフルエンザB、溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘が流行中です。咽頭結膜熱、アデノウイルス咽頭炎、伝染性紅斑が僅かに見られます。<中野>
3/23 (新発田地区):3月16日ー22日:インフルエンザB、感染性衣装炎、溶連菌感染症が流行中です。インフルエンザはすべてB型でした。水痘、流行性耳下腺炎が若干見られます。<中野>
3/16 (新発田地区):3月9日ー15日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザBが流行中です。他に水痘、アデノウイルス咽頭炎が散見されます。インフルエンザは40例余り来院されましたが、Aは1例のみでした。<中野>
3/10 (新発田地区):3月2日ー8日:溶連菌感染症、インフルエンザ、感染性胃腸炎が流行中です。インフルエンザはB型がメインになりました。他に咽頭結膜熱、水痘、アデノウイルス咽頭炎が散見されます。<中野>
3/2 (新発田地区):2月23日ー3月1日:溶連菌感染症が流行中です。インフルエンザは下火になり1週間で10名余りに減少しました。A:Bは5:1くらいです。他に感染性胃腸炎、水痘も小流行中です。<中野>
2/23 (新発田地区):2月16日ー22日:インフルエンザAおよびBが流行中です。A:Bは8:1でA優位です。本日2回目のA罹患女子(9歳ワクチン2回済み)が見られました。比率としてはBが増えてきましたが、インフルエンザ全体としては、終息に向かっています。溶連菌感染症、感染性胃腸炎(主にノロウイルスと思われる)、水痘も流行しています。流行性耳下腺炎も数例見られました。<中野>
2/10 (新発田地区):2月2日ー8日:インフルエンザAが流行中です。溶連菌感染症、感染性胃腸炎も変わらず流行しています。他に水痘、伝染性紅斑が少しみられます。インフルエンザAのウイルス分離結果では、ソ連型、香港型の両者が確認されました。<中野>
2/3 (新発田地区):1月26日ー2月1日:インフルエンザが流行期に入りました。殆どがA型で、B型は3例です。流行当初はタミフル、リレンザ共によく効いていたのですが、最近はどちらにも反応不良の例や投与しても2峰性発熱を認める例が目立ってきました。反応不良例は1−2割程度でしょうか。溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘もかなり流行しています。<中野>
1/26 (新発田地区):1月19日ー25日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザAが流行中です。水痘も小流行しています。RSウイルス気管支炎、伝染性紅斑、流行性耳下腺炎も散見されます。<中野>
1/19 (新発田地区):1月12日ー18日:インフルエンザが流行期に入りました。A:Bは4:1の比率です。他に溶連菌感染症、感染性胃腸炎も流行しています。水痘、伝染性紅斑、アデノウイルス咽頭炎、流行性耳下腺炎も散見されます。インフルエンザ+溶連菌性咽頭炎の例もあり、注意が必要です。<中野>
1/14 (新発田地区):1月5日ー11日:感染性胃腸炎、水痘が流行中です。他にRSウイルス気管支炎、溶連菌感染症、伝染性紅斑、アデノウイルス咽頭炎、インフルエンザAが散見されます。インフルエンザBも一例見られました。<中野>
1/5 (新発田地区):12月29日ー1月4日:感染性胃腸炎、水痘が流行中です。他に1歳以下のRSウイルス気管支炎、小学生の咽頭結膜熱、幼児の溶連菌感染症、幼児のアデノウイルス咽頭炎などが散見されます。4歳と9歳の女児でインフルエンザAが今シーズン初めて検出されました。<中野>
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