2006年
情報提供
過去の情報
  • 中野徳( 新発田市/中野こども医院)
  • 山崎恒(阿賀野市/やまざき小児科)
2003年
2004年
2005年

レポート
12/30 (新発田地区):12月25日ー30日:感染性胃腸炎、RSウイルス感染症、溶連菌感染症が流行中です。感染性胃腸炎は冬休みに入ったためか、急に減少しました。代わって1歳前後のRSウイルス(細)気管支炎および肺炎、幼児学童の溶連菌性咽頭炎が目立って来ました。他にアデノウイルス咽頭炎、手足口病、水痘、流行性耳下腺炎、CRPの低い肺炎が散見されます。インフルエンザはなお見られません。<中野>
12/25 (新発田地区):12月18日ー24日:感染性胃腸炎がやや減少しましたが、なお流行中です。他にRSウイルス感染症、溶連菌感染症、水痘、流行性耳下腺炎が各々5−10例ずつ見られました。インフルエンザはありません。<中野>
12/19 (新発田地区):12月11日ー17日:感染性胃腸炎が幼児、学童で流行中です。大半はノロウイルスのようです。溶連菌感染症、RSウイルスによる細気管支炎および肺炎、マイコプラズマ肺炎もかなり見られます。流行性耳下腺炎は下火にはなっていますがなお数例見られました。RSウイルス陽性例は、乳児で5例、2歳2例、3歳2例の合計10例ありました。喘鳴が不明瞭でも、激しい咳とぐったり感が強い例には、注意が必要です。インフルエンザはありません。<中野>
12/14 (阿賀野地区):感染性胃腸炎が大半を占めていますが、全体的に軽症で、輸液を必要とするケースは少ないです。水痘、おたふくかぜ、アデノウイルスが細々と流行を維持しています。溶連菌感染症も増えてきました。マイコ・非マイコの肺炎・気管支炎も小学生を中心にまだまだ出ています。時季はずれですが、手足口病も数例みられました。インフルエンザを疑わせるような症例はまだまだみられません。<山崎>
12/12 (新発田地区):12月4日ー10日:感染性胃腸炎(ノロウイルスが相当数含まれるものと思われます)が流行中です。嘔吐、頭痛その後に下痢というパターンが多く、発熱はあっても一日程度です。CRPは3.0mg/dl位までの軽度上昇を示す例が多いです。他に溶連菌感染症、流行性耳下腺炎、CRPの低い肺炎もかなり見られます。アデノウイルス咽頭炎、RSウイルス(細)気管支炎も散見されます。<中野>
12/4 (新発田地区):11月27日ー12月3日:感染性胃腸炎が流行中です。溶連菌感染症、水痘、流行性耳下腺炎も小流行中です。一時下火になったCRPの低い肺炎も今週は5例前後見られました。インフルエンザワクチン接種もあり、結構忙しい状態が続いています。<中野>
11/27 (新発田地区):11月20日ー26日:感染性胃腸炎が幼児、学童を中心に流行中です。溶連菌感染症も学童でかなり見られています。流行性耳下腺炎、水痘、手足口病も散見されます。肺炎は殆ど見られなくなりました。<中野>
11/24 (阿賀野地区):水痘の流行している幼稚園、アデノウイルスの流行している保育園が各1園あります。おたふくかぜは散発的ですがまだみられます。マイコプラズマ肺炎・気管支炎、ウイルス性胃腸炎も散見されます。<山崎>
11/20 (新発田地区):11月13日ー11月19日:感染性胃腸炎および溶連菌感染症が流行中です。流行性耳下腺炎もなお10例/週以上見られます。CRPの低い肺炎は減少傾向にありますが、なお注意が必要です。<中野>
11/13 (新発田地区):11月6日ー12日:感染性胃腸炎、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎が流行中です。中でも胃腸炎は更に増加中です。流行性耳下腺炎はピークを過ぎたもののなお10−20例/週見られます。水痘、手足口病、伝染性紅斑も少数ながら見られます。CRPの低い肺炎は概ねマイコプラズマによるものと思われますが、かなりの数に上っています。喘息児の肺炎が多く、喘息児の発熱には注意が必要です。胃腸炎の脱水、肺炎などで点滴の患者さんが多いです。<中野>
11/6 (阿賀野地区):おたふくかぜのピークは過ぎましたが、まだポツポツとみられます。溶連菌、アデノウイルスが少し増えてきました。先週から市内幼稚園で水ぼうそうの流行が始まりました。マイコプラズマ肺炎、気管支炎も散見されます。<山崎>
(新発田地区):10月30日ー11月5日:流行性耳下腺炎、感染性胃腸炎、溶連菌感染症が小流行中です。CRPの低い肺炎も変わらず見られています。手足口病、伝染性紅斑、アデノウイルス咽頭炎も散見されました。喘息発作も多く、インフルエンザワクチンが始まったことも重なり、かなり外来は忙しいです。<中野>
10/30 (新発田地区):10月23日ー29日:嘔吐下痢を主症状とする感染性胃腸炎が増えてきました。CRPの低い肺炎も多いです。咳と発熱の患児にはレントゲンを早めに撮っておいた方が良さそうです。他に溶連菌感染症、手足口病、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎が、小流行中です。水痘も散見されます。<中野>
10/24 (阿賀野地区)おたふくかぜの流行は引き続きみられます。溶連菌感染症、アデノウイルス感染症が増えてきました。また、年長児を中心に、マイコプラズマ肺炎、気管支炎が散見されます。嘔吐・下痢を訴えるお子さんも増えてきました。
喘息も出ています。
<山崎>
10/23 (新発田地区)10月16日ー22日:溶連菌感染症、手足口病がやや増加しています。この2疾患と感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎が小流行中です。他にCRPの低い肺炎は前週と同様に数例見られました。<中野>
10/16 (新発田地区)10月9日ー15日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、手足口病、流行性耳下腺炎が、小流行しています。中でも溶連菌と耳下腺炎は前週に比しやや増加傾向にあります。他に咽頭結膜熱、アデノウイルス扁桃炎、ヘルパンギーナが若干見られました。<中野>
10/11 (阿賀野地区)相変わらずおたふくかぜは流行が続いています。手足口病はかなり減りました。咳、鼻汁、発熱のかぜが増えてきています。頭痛を訴えるお子さんが特に小学生などで多いようです。アデノウイルス感染症が流行している園があります。喘息、鼻炎なども結構増えています。<山崎>
(新発田地区)10月2日ー8日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、手足口病、流行性耳下腺炎、CRPの低い肺炎が小流行中です。伝染性紅斑、ヘルパンギーナも少数ながら見られています。流行性耳下腺炎は漸く減ってきました。<中野>
10/2 (新発田地区)9月25日ー10月1日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎が小流行中です。他に手足口病、ヘルパンギーナ、伝染性紅斑、突発性発疹、CRPの低い肺炎が散見されます。前週に比べ、感染症はやや増加しています。<中野>
9/26 (阿賀野地区)相変わらず手足口病、おたふくかぜの流行が続いています。溶連菌感染症が少しみられます。鼻炎、喘息などのアレルギー症状の方が増えてきました。<山崎>
9/25 (新発田地区)9月18日ー24日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、手足口病、流行性耳下腺炎が小流行中です。全体に感染症患者数はやや増加して来ました。季節柄、喘息も増えてきました。<中野>
9/19 (新発田地区)9月11日ー17日:感染性胃腸炎、手足口病、流行性耳下腺炎が流行中です。ほかにCRPの低い肺炎、溶連菌感染症、突発性発疹症が散見されます。前週に比し、感染症はやや増加傾向にあります。<中野>
9/11 (新発田地区)9月4日ー10日:感染性胃腸炎が増えてきました。サルモネラ、病原性大腸菌などの細菌性腸炎に注意が必要です。他に手足口病、流行性耳下腺炎、CRPの高くない肺炎が散見されます。感染症全体としては、まだ少ない状態が続いています。<中野>
9/4 (新発田地区)8月28日ー9月3日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、手足口病、流行性耳下腺炎、CRPの低い肺炎が散見される程度で、感染症の目立った流行はありません。<中野>
8/28 (阿賀野地区)相変わらず全体数は少なく落ち着いています。おたふくかぜ、手足口病が比較的多くみられます。アデノウイルス、溶連菌感染症も若干あります。発熱のみや下痢、腹痛などを伴うカゼが少し多いようです。<山崎>
(新発田地区)溶連菌感染症、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎が若干見られる程度で、感染症は全体として少ないです。ただ、CRPが低い肺炎が数例見られ、3日以上発熱、咳が続く場合には注意が必要です。<中野>
8/21 (新発田地区)8月7日ー20日:流行性耳下腺炎が小流行中です。髄膜炎は見られません。他に溶連菌感染症、感染性胃腸炎、手足口病が数例ずつ見られる程度で、感染症は少ない状態が続いています。<中野>
8/7 (阿賀野地区):手足口病、ヘルパンギーナ、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、おたふくかぜが少数ずつみられました。いずれも大流行はありません。小学生を中心に、WBC、CRP上昇の少ない肺炎、気管支炎がみられます。一部はマイコプラズマと思われます。
総じて外来数は少なく、落ち着いた状況です。<山崎>
(新発田地区)7月31日ー8月6日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎が数人ずつ見られる程度で、感染症全体は非常に落ち着いた状態が続いています。<中野>
7/31 (新発田地区)7月24日ー30日:溶連菌感染症がやや増え、溶連菌感染症、ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎が小流行中です。他に感染性胃腸炎、伝染性紅斑、アデノウイルス咽頭炎、CRPの低い肺炎が散見されます。全体として感染症は少ない状態が続いています。<中野>
7/24 (新発田地区)7月17日ー23日:ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎、溶連菌感染症が小流行中です。他に伝染性紅斑、突発性発疹が数例見られました。全体として感染症は少ないです。インフルエンザは見られませんでした。<中野>
(阿賀野地区):全体数はかなり減りました。ヘルパンギーナは市内全域でみられます。笹神地区でおたふくかぜが引き続き流行しています。溶連菌、アデノウイルスがぽつぽつと出ています。水痘が2例いましたが、いずれも家族の帯状疱疹からの感染と考えられます。気候の影響なのか、喘息の患者さんもいます。<山崎>
7/18 (新発田地区)7月10日ー16日:ヘルパンギーナが流行中です。明らかにヘルパンギーナの粘膜疹を認めても脱水が強い場合や熱が3日以上続く場合にCRPが上昇している例があり、注意が必要です。その他、伝染性紅斑、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎、インフルエンザB、アデノウイルス咽頭炎などが散見されます。インフルエンザBは1週間で8名見られました。特定の小中学校で小流行しています。<中野>
7/11 (阿賀野地区):ヘルパンギーナと溶連菌感染症が引き続き流行しています。しかし、全体の数としては少なくなっています。おたふくかぜが少々みられます。感染性胃腸炎も園単位で小流行をしています。高熱と頭痛のカゼが多いようです。熱は1〜2日で下がるようです。<山崎>
7/10 (新発田地区)7月3日〜9日:ヘルパンギーナが幼児、学童で流行中です。他に溶連菌感染症、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎、CRPの低い肺炎が散見されます。咽頭結膜熱、伝染性紅斑、インフルエンザBが1〜2名ずつ見られました。全体として感染症は少ない状態が続いています。<中野>
7/3 (新発田地区)6月26日ー7月2日:ヘルパンギーナが流行中です。突然の高熱、咽頭痛で発症しますが、2日目には解熱するようです。溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎、インフルエンザBが数例ずつ見られましたが、感染症の総数は多くありません。<中野>
6/26 (新発田地区)6月19日ー25日:ヘルパンギーナが流行中です。熱は2日ほどで下がっているようです。他に溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎、インフルエンザBが5〜10名ずつ見られます。<中野>
6/19 (新発田地区)6月12日ー18日:ヘルパンギーナが流行中です。他に溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎、インフルエンザがそれぞれ10名弱ずつ見られました。咽頭結膜熱、アデノウイルス咽頭炎が2名ずつ見られました。インフルエンザはAが3歳男児に1名、Bが佐々木地区の学童に6名見られました。Bに関してはやはりタミフルの効きがよくありません。全体として感染症はそれほど多くありませんでした。<中野>
6/12 (新発田地区)6月5日ー11日:溶連菌感染症、ヘルパンギーナが流行中です。咽頭結膜熱、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎、水痘、伝染性紅斑も散見されます。全体として感染症の患者数はそれほど多くありません。<中野>
6/6 (新発田地区)5月29日ー6月4日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎が小流行中です。他にヘルパンギーナ、アデノウイルス咽頭炎、咽頭結膜熱、インフルエンザAおよびB(A1名、B5名)が少数ですが見られました。インフルエンザはAが新発田市の菅谷地区、Bが佐々木地区に見られましたが、拡大の兆しはありません。CRP低値の肺炎も数名見られました。熱と咳の長引く例には注意が必要です。<中野>
5/29 (新発田地区)5月22日ー28日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎が小流行中です。他に咽頭結膜熱、ヘルパンギーナ、インフルエンザA、アデノウイルス咽頭炎が1-3例ずつ見られました。<中野>
5/24 (阿賀野地区):GW明け後の当院周辺の感染症情報です。GW明け直後にインフルBが3例いましたが、その後拡大傾向はなく、散発的なものだったようです。ロタウイルスは先週からほとんど姿を消しました。溶連菌、アデノ、水痘は引き続き流行しています。先週からおたふくかぜが少しずつ出てきました。ヘルパンギーナもポツポツです。あとは、高熱のみのカゼ(アデノ陰性、インフル陰性、炎症反応もなし)がみられます。夏かぜ系でしょうか。感染症自体はずいぶんと減少しています。<山崎>
5/22 (新発田地区)5月15日ー21日:感染性胃腸炎、溶連菌感染症が流行中です。水痘、流行性耳下腺炎もかなり見られます。ヘルパンギーナ、アデノウイルス咽頭炎も散見されます。しばらく見られなかったインフルエンザAがほぼ同一地区の幼児学童に6例見られました。<中野>
5/15 (新発田地区)5月8日ー14日:感染性胃腸炎、溶連菌感染症が、流行中です。嘔吐腹痛が主訴の患者さんでも咽頭発赤が強く、溶連菌陽性例がいますので注意が必要です。他に水痘、流行性耳下腺炎もかなり見られます。少数ですが、伝染性紅斑、アデノウイルス咽頭炎も見られます。2歳男児で、アデノウイルスと溶連菌が両者陽性で、抗生剤により1日で解熱した例がありました。<中野>
5/9 (新発田地区)5月1日ー7日:感染性胃腸炎、溶連菌感染症が流行中です。流行性耳下腺炎も毎週数例ずつ見られています。他には水痘、伝染性紅斑、アデノウイルス咽頭炎などが1−2例ずつ見られる程度です。<中野>
5/2 (新発田地区)4月24日ー30日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎が流行中です。他に水痘、伝染性紅斑、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎が散見されます。感染症全体はかなり多いです。<中野>
4/25 (新発田地区)4月17日ー23日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎が流行中です。他に水痘、伝染性紅斑、突発性発疹、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎などが散見されます。インフルエンザはAが1例のみでした。<中野>
4/17 (新発田地区)4月10日ー16日:春休みが終わり、再び溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎が増えてきました。いずれも10〜20名見られました。他に伝染性紅斑、突発性発疹症、インフルエンザAが1〜2例ずつ見られました。<中野>
4/10 (新発田地区)4月3日ー9日:感染性胃腸炎が小流行中です。他にインフルエンザ、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎が数例ずつ見られましたが、感染症全体は非常に落ち着いています。インフルエンザは1週間で3例のみでした。7歳男児のB型が1例見られましたが、流行しそうな印象は持ちません。<中野>
4/3 (新発田地区)3月27日ー4月2日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎が10〜20名ずつ見られました。胃腸炎の中で、ロタウイルスによるものは症状がやや重く、長引く印象を持ちます。他に水痘、伝染性紅斑、突発性発疹、マイコプラズマ肺炎などが散見されます。インフルエンザは1週間で8名のみでした。<中野>
3/27 (新発田地区)3月20日ー26日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザ、流行性耳下腺炎が小流行中です。他に3歳男児RSウイルス気管支炎1例、突発性発疹1例、伝染性紅斑数例などが見られました。インフルエンザは漸く10例以下に減少しました。<中野>
3/20 (新発田地区)3月13日ー19日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザが小流行中です。他に流行性耳下腺炎、突発性発疹、伝染性紅斑、アデノウイルス咽頭炎が散見されます。インフルエンザは終息しつつあります。<中野>
3/13 (新発田地区)3月6日ー12日:幼児、学童を中心に感染性胃腸炎、インフルエンザが流行中です。他に溶連菌感染症、伝染性紅斑、流行性耳下腺炎、RSウイルス細気管支炎、アデノウイルス咽頭炎がポツポツと見られます。インフルエンザは少なくはなりましたが、なお1週間で30例ほど見られました。全てA型です。<中野>
3/6 (新発田地区)2月27日ー3月5日:感染性胃腸炎、インフルエンザAおよび溶連菌感染症が中流行中です。他にRSウイルス細気管支炎1例、水痘1例、伝染性紅斑5例、流行性耳下腺炎5例、アデノウイルス咽頭炎2例見られました。インフルエンザは終息に近づいていますが、なお最盛期の半分ほど受診しています。インフルエンザAの再感染例が2-3例見られました。肺炎や溶連菌感染症などを合併する例がここに来て多くなっているようです。B型はまだ見られません。<中野>
2/27 (新発田地区)2月20日ー26日:インフルエンザAと感染性胃腸炎が流行中です。感染性胃腸炎では頻回の嘔吐のため、点滴を要す例が目立ちました。下痢は比較的軽度のようです。他に溶連菌感染症、水痘、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎、突発性発疹症が数例ずつみられました。インフルエンザは漸く減少に転じ、今週はワクチン未接種例の罹患が目立ちました。5歳男児で、インフルエンザAとマイコプラズマ肺炎の合併例がありました。タミフルで解熱しない例では、溶連菌や肺炎に留意する必要があります。<中野>
2/21 (阿賀野地区):2/13〜19の阿賀野市当院周辺の状況です。インフルエンザはA型のみ、市内おとぎの国保育園、やすらぎの保育園で流行がみられます。小学校では、旧水原地区4校すべてに患者発生があります。その他の地域はぱらぱらとみられるだけでした。溶連菌感染症、水痘が少しみられます。休日あけは少々混雑しますが、あとは比較的穏やかな外来が続いています。<山崎>
2/20 (新発田地区)2月13日ー19日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザが流行中です。他に咽頭結膜熱、水痘、流行性耳下腺炎、突発性発疹症が各1例ずつ見られました。インフルエンザは、先週一旦減少しましたが、今週は学童の発症が多く、患者数は横這いです。全てA型で、タミフルがよく効いています。溶連菌性咽頭炎と合併した例が2-3例あり、咽頭所見には注意が必要です。ワクチン未接種の5歳女児で2回目のA陽性例が1例ありました。<中野>
2/13 (新発田地区)2月6日ー12日:インフルエンザAおよび感染性胃腸炎が流行中です。他に溶連菌感染症も小流行中です。RSウイルスによる細気管支炎、水痘、流行性耳下腺炎が各1例ずつ見られました。インフルエンザは前週に比しやや減少してきましたが、12月か1月にAに罹患したにも拘わらず、今週再び迅速診断でAが陽性に出た例が、2-3例見られました。<中野>
2/6 (新発田地区)1月30日ー2月5日:感染性胃腸炎、インフルエンザAが流行中です。他に溶連菌感染症、流行性耳下腺炎、突発性発疹症が散見されます。水痘は1週間で1例のみでした。インフルエンザは前週と同様に幼児学童を中心に見られ、全てA型で、タミフル無効例はないようです。インフルエンザワクチン接種例の罹患が昨年に比し、やや目立っている印象を持ちます。発病初期に嘔気を訴える例があり、胃腸炎との鑑別が必要です。またインフルエンザと溶連菌性咽頭炎が合併した例が2-3例あり、咽頭所見には注意が必要です。<中野>
1/30 (新発田地区)1月23日ー29日:感染性胃腸炎、溶連菌感染症、インフルエンザが流行中です。他に水痘、突発性発疹症、流行性耳下腺炎が散見されます。インフルエンザは全てA型で幼児学童を中心にこの1週間で約100名受診しました。タミフルへの反応性はいずれも良好です。発熱、頭痛、咳が主な症状で、関節痛、筋肉痛の訴えは多くありません(幼児が中心のためか?)。<中野>
1/23 (新発田地区)1月16日ー22日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、インフルエンザAが流行中です。水痘、突発性発疹症、流行性耳下腺炎も散見されます。インフルエンザは全てA型で、1週間で52例見られました。園児、学童が中心で、ワクチン接種例も目立つようになりました。発熱、頭痛、咽頭痛を訴える例が主ですが、咳、鼻汁も増えてきました。溶連菌と混合感染していた例があり、注意が必要です。タミフルはB型も流行した昨年と違い、よく効いています。<中野>
1/16 (新発田地区)1月9日ー15日:感染性胃腸炎が乳幼児から学童に広く流行していますが小流行程度です。溶連菌感染症、水痘、流行性耳下腺炎が数名ずつ見られました。突発性発疹症、アデノウイルス咽頭炎もポツポツ見られます。インフルエンザは幼児、学童を中心に16名見られました。全てA型で、ワクチン未接種例は2名のみでした。症状としては、高熱、咽頭痛、頭痛が主です。年長児や成人で全身倦怠、関節痛を訴えています。咳の強い例はまだ多くありません。<中野>
1/10 (新発田地区)1月2日ー8日:感染性胃腸炎、水痘が小流行中ですが、いずれも10数名程度です。RSウイルス気管支炎、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎、アデノウイルス咽頭炎、インフルエンザAが数名ずつ見られました。インフルエンザは全てA型で、ワクチン未接種例です。11歳1例、1から3歳が4例の合計5例でした。<中野>
2006
1/5
(新発田地区)12月26日ー1月1日:溶連菌感染症、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎が小流行中です。他にRSV陽性の乳幼児の気管支炎5例、アデノウイルス陽性の幼児学童の咽頭炎3例、インフルエンザAの幼児学童3例が見られました。インフルエンザはまだ散発的で、流行には至っておりません。<中野>