2013年
情報提供
過去の情報
  • 岡崎実( 佐渡市/佐渡総合病院)
  • 岩谷淳(佐渡市/佐渡市立両津病院)
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流行状況
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レポート
12/27 ノロウイルス等の感染性胃腸炎があちこちで散発しはじめました。一部の保育園ではRSウイルス感染症が流行しています。その他、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、伝染性紅斑などが散発しています。まだ、インフルエンザの流行を確認していません。<岩谷>
12/14 マイコプラズマ感染症の散発が続いています。溶連菌感染症が流行している保育園があります。伝染性紅斑が一部の保育園、小学校で散発しています。アデノウイルス感染症の散発も認めます。今週後半から感染性胃腸炎が目立ち始めましたのでご注意ください。<岩谷>
12/8 インフルエンザが両津と相川で1名ずつ診断されました。しかし、その後の流行にはつながっていません。その他、溶連菌、マイコプラズマ感染症、RSウイルス感染症、アデノウイルス感染症などが散発しています。インフルエンザワクチン接種が進んでいます。多くの方々が接種するほど、集団免疫効果によって、流行規模は小さくなります。<岡崎>
11/23 マイコプラズマ感染症の散発が、両津地区の保育園、小学校、中学校で続いています。寒くなり、咳や鼻水の風邪も多くなってきました。溶連菌感染症も散発しています。伝染性紅斑(りんごびょう)の流行しはじめた保育園があるようです。<岩谷>
11/10 溶連菌感染症、RSウイルス、マイコプラズマによる、気管支炎、喘息性気管支炎、肺炎などが散見される程度です。鼻水、咳の風邪も少し多くなってきましたが、特別の感染症の流行はありません。<岩谷>
10/26 両津地区、相川地区、などの一部の学校、保育園でマイコプラズマによる、肺炎、気管支炎が散発しています。国中地区の一部の保育園ではRSウイルスが流行しはいじめているようです。その他は、水痘が散発、溶連菌感染症が散発しています。<岩谷>
10/18 現在感染症は落ち着いています。手足口病はほとんど認められなくなりました。今年の手足口病の数名はコクサッキーウイルスA6とA2が分離されました。非典型的なパターンが多かったことが納得できました。<岡崎>
10/12 手足口病の流行も終息に向かい、一部の保育園での気管支炎症状で発症するRSウイルスの流行も落ち着いてきました。両津地区の小学校では肺炎や気管支炎を起こすマイコプラズマ感染症が散発、その他、溶連菌感染症、水痘、などが少数みられます。<岩谷>
9/27 手足口病の流行は一部の保育園でまだ認めますが、少なくなりました。RSウイルス感染症が一部の保育園で流行していましたが、未保育乳児の方にも散発しはじめています。水痘も散発しています。<岩谷>
9/20 手足口病が少々残っていますが峠は越したようです。その他、マイコプラズマ感染症、溶連菌感染症、水痘などが少数ずつ認められる程度であり、感染症全体に落ち着いております。<岡崎>
9/15 手足口病の流行が、まだいくつかの保育園で続いています。一部の保育園では、水痘も散発しています。ひどい咳と熱の、RSウイルス感染症が小流行している保育園があります。やはり、咳と熱のマイコプラズマ感染症も散発しています。<岩谷>
9/9 佐渡では手足口病が流行しています。今年はエンテロ71というウイルスで神経合併症が心配されていましたが、今のところ無菌性髄膜炎や脳症はありません。手のひらや足の裏よりも膝や肘、臀部に発疹が目立つこともあり、これまでの手足口病とは皮膚症状が異なるようです。その他、水痘、溶連菌感染症、RSウイルス感染症が認められています。RSウイルスは冬のウイルスでしたが季節性がなくなり一年中認められるようになりました。<岡崎>
8/10 島内の多くの保育園でヘルパンギーナ、手足口病が流行しています。一部、 水痘が散発しているところもあります。暑くなり、蚊に刺されたあとをかきむしり、とびひになる園児のみなさんも多くなってきました。<岩谷>
8/3 佐渡ではまだ手足口病やヘルパンギーナの大きな流行はありません。高熱が数日持続する咽頭炎、感染性胃腸炎が少々認められますが、子どもたちはみんな元気に過ごしております。<岡崎>
7/21 現在感染症はおちついています。ヘルパンギーナや手足口病の流行もまだ認められません。アデノウイルス感染症が少々認められる程度です。数週間前に無菌性髄膜炎が1名いましたがその後流行はありません。<岡崎>
7/14 咳が強く高熱のでる感染症が保育園の一部ではやっています。アデノウイルス感染症も小流行中です。水痘が散発している保育園もあります。感染症ではありませんが、先週から毒ガ皮膚炎の患者さんが多くなっています。風邪症状等はなく、痒みの強い発疹が手足だけでなく、おなかや背中にも出現します。<岩谷>
6/7 真野第一保育園で水痘が流行しています。アデノウイルス感染症による長引く高熱も散発しています。その他この季節に多いチャドクガによる皮膚炎が認められています。<岡崎>
今週は、百日咳が強く疑われる中学生の患者さんがいらっしゃいました。水痘は両津地区の保育園の一部で流行しています。アデノウイルス感染症も保育園の一部で小流行中。その他、全体としては感染性胃腸炎の流行もおさまり落ち着いています。<岩谷>
5/25 インフルエンザはゴールデンウイーク明けから新規の患者さんを認めず、流行は終息したようです。感染性胃腸炎(ロタウイルス中心)のピークは過ぎましたが、まだ散発が続いています。水痘が両津地区の保育園の一部で流行しています。アデノウイルス、溶連菌感染症も、散発しています。<岩谷>
5/19 ロタウイルス胃腸炎が流行しております。特に南部地区で小学生の重症例が認められました。RSウイルス感染症はやや減少してまいりました。その他、アデノウイルス感染症、溶連菌感染症などが少数ずつ認められています。新潟で風疹が流行しています。先天風疹症候群予防のため、成人のMRワクチンをおすすめします。<岡崎>
4/26 A型インフルエンザは、金井地区の一部の保育園等でまだ散発しています。感染性胃腸炎も、一部の保育園や学校で小流行中です。インフルエンザではない、発熱、全身倦怠、咽頭痛をきたすウイルス感染症が少し目立ちます。水痘の流行は落ち着いていましたが、金井地区の一部の保育園で患者さんが出始めています。<岩谷>
4/20 引き続き、ロタウイルス感染症の流行が認められます。その他、RSウイルス感染症様の気管支炎が小流行しており、hMPウイルスなどを疑っています。インフルエンザAが1名診断されました。風疹はまだ診断されておりませんが、新潟では認められており、これから妊娠出産を希望される方々にMRワクチン接種をお勧めしています。<岡崎>
4/14 インフルエンザは少なくなりましたが、まだA型が散発しています。RSウイルスが、園児、園児の御兄弟の乳幼児に散発しています。園の一部ではロタウイルスによる感染性胃腸炎が流行しています。また学校などでもロタウイルス以外の感染性胃腸炎が散発しています。<岩谷>
3/23 インフルエンザは一部で散発していますが少なくなってきました。ノロウイルス様の感染性胃腸炎が再び増加傾向ですが、一部の保育園ではロタウイルスが流行しているとのことです。その他には、RSウイルス感染症、マイコプラズマ感染症、溶連菌感染症などが散見されます。<岩谷>
3/9 インフルエンザの流行は終息に向かっているようで、患者さんは少なくなってきました。乳児、園児の皆さんの間で、咳がひどく発熱するRSウイルス感染症が小流行しています。咳の出る病気としては、マイコプラズマ感染症も散発していますが、クラミジア感染症、百日咳も島内で確認されているとのことです。咳が出ず、喉が痛くなる溶連菌感染症も、一部の園や学校で小流行しています。ノロウイルス様の感染性胃腸炎も散発しています。<岩谷>
2/9 インフルエンザAの流行が続いています。症状からはインフルエンザと区別は難しい、RSウイルスが流行している保育園もあります。やはり症状からはインフルエンザと区別の難しいマイコプラズマの散発も続いています。ノロウイルス等の感染性胃腸炎の流行は終息してきましたが、まだ散発しています。水痘が一部の保育園で小流行、その他は溶連菌感染症、眼脂のでる風邪などを認めます。<岩谷>
2/4 A型インフルエンザの流行が続いております。今年は脳症や呼吸不全などの重症合併症はまだ認めておりません。抗インフルエンザ薬がそろったことで冬の診療が楽になりました。その他、感染性胃腸炎や溶連菌感染症、RSウイルス感染症が散発しています。<岡崎>
1/26 A型インフルエンザの流行が全島的にはじまりました。園、学校ごとでまだ流行していない施設も多いですが、学級閉鎖、登園自粛となっている施設もあります。一部の保育園ではRSウイルスが散発しており、インフルエンザと同時流行している園もあります。ノロウイルスの感染性胃腸炎は少なくなってきました。他には溶連菌感染症、水痘が散発しています。<岩谷>
1/11 インフルエンザAの患者さんが、保育園児から成人まで、少数ずつ、島内各地域で散発しはじめました。相川地区の保育園の一部でRSウイルス感染症が散発しています。新穂地域の保育園ではアデノウイルス感染症が流行していますが、一部、溶連菌も混じっていて注意が必要です。水痘の流行はおさまってきましたが、両津地区、金井地区の保育園などで、まだ散発しています。12月〜年始にかけて流行したノロウイルスの感染性胃腸炎の患者さまは、今週に入りずいぶん少なくなりました<岩谷>
1/5 ノロウイルス感染症がまだ続いています。インフルエンザAが相川地区を中心に認められますが大きな流行ではありません。溶連菌感染症、マイコプラズマ感染症、アデノウイルス感染症などが散発しています。いよいよインフルエンザシーズンになりました。今年も新潟大学関教授に佐渡地区のインフルエンザ流行地図を作成していただけることになりました。<岡崎>
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