2003年
情報提供
過去の情報
  • 奥川敬祥( 小千谷市/小千谷総合病院)
  • 庭野行雄(十日町市/庭野医院)
  • 岩田幸恵(小出町/県立小出病院)
  • 菅野かつ恵( 小千谷市/小千谷総合病院)
  • 高橋秀雄・長井咲子( 小出町/県立小出病院)
  • 西澤和倫( 小千谷市/魚沼病院)
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流行状況 県北 新発田 阿賀野川 新潟 県央 長岡 柏崎 上越 佐渡

レポート
12/5 (小千谷地区):感染性腸炎が大流行しています。症状は嘔吐、腹痛、発熱、下痢です。成人の患者さんもたくさんいます。溶連菌感染症も流行中です。小国でのおたふくかぜの流行も続いています。<菅野>
11/4 (小出地区):堀之内で水痘が大流行しています。10月31日も11月4日(本日)も水痘だけで1日20人近く来院しています。同一感染症で1日これだけ来院するのは、インフルエンザ以外滅多にないことです。マイコプラズマ感染症も増加傾向で衰えを見せません。喘息のお子さんが感染し、気道の炎症が長引き、入院が長期化するケースが目立ちます。<高橋>
10/21 (小出地区):感染症は増加傾向です。マイコプラズマ感染症流行しています。水痘が堀之内を中心に流行しています。下痢を伴わず、腹痛・嘔吐を主訴とし、炎症反応があがる、感染性胃腸炎流行しています。<高橋>
10/11 (小千谷地区):咳と鼻汁を主訴とした気管支炎の患者さんが多いです。小国を中心におたふくかぜが流行中です。水痘も小流行しています。嘔吐、下痢を認める急性胃腸炎が散発的に発生しています。感染症ではありませんが、気管支喘息の患者さんは状態が悪いです。<菅野>
9/16 (小出地区):夏の名残とともに手足口病・ヘルパンギーナ・とびひが散発しています。依然マイコプラズマ感染症小流行しています。本日血便を伴う炎症反応高値の細菌性腸炎疑い2名入院しました。連休明け喘息のお子さんの具合が悪いです。<高橋>
9/11 (小千谷地区):感染症は全体的には落ちついていますが、流行っている風邪の種類は依然多いようです。1.発熱、咳、時に肺炎を併発するかぜが流行しています。2.発熱、頭痛、嘔吐などの無菌性髄膜炎を併発する夏かぜがまだ少し流行しています。3.手足口病、ヘルパンギーナ、発疹を伴う夏かぜ、溶連菌感染症なども流行しています。4.小国町ひまわり保育園でおたふくかぜの流行が続いています。5.嘔吐・下痢のかぜが少し流行し始めたようです。<奥川>
8/9 (小千谷地区):感染症は全体的には落ちついていますが、流行っている風邪の種類は依然多いようです。1.発熱、咳、時に肺炎を併発する新たなかぜが流行しています。一部の人からアデノウイルスが検出されています。2.発熱、頭痛、嘔吐などの無菌性髄膜炎を併発する夏かぜが流行です。2〜3日で症状は軽快してくる人が多いようです。3.手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウイルス咽頭結膜熱、発疹を伴う夏かぜ?、溶連菌感染症、なども流行しています。<奥川>
7/29 (小出地区):感染症の全体数は増加傾向です。手足口病>ヘルパンギーナ小流行です。咽頭結膜熱増加傾向です。マイコプラズマ感染症もいぜん流行しています。無菌性髄膜炎確診例は14−20日2例・21―27日2例でしたが・昨日1例本日2例(いずれも守門幼稚園)発症し、流行が危惧されます。<高橋>
7/12 (小千谷地区):感染症は全体的には落ちついていますが、流行っている風邪の種類は多いようです。1.発熱、咳、時にクループ症状を呈するかぜが依然として流行しています。2.発熱、頭痛、嘔吐などの無菌性髄膜炎を併発する夏かぜが小流行です。2〜3日で症状は軽快してくる人が多いようです。3.数日間の発熱、途中からの全身(顔面、体幹、四肢屈側が中心)の発疹を伴うかぜが流行しています。小さい子は全身倦怠があるためでしょうか、不機嫌になる子が多いようです。4.マイコプラズマによる気管支炎も結構流行っているようです。5.手足口病、アデノウイルス咽頭結膜熱、おたふくかぜ、溶連菌感染症、水痘なども小流行しています。<奥川>
7/2 (小千谷地区):感染症は全体的には落ちついています。1.発熱、激しい咳、時にクループ症状を呈するかぜが流行しています。2.発熱、激しい頭痛、嘔吐などのかぜが流行中です。急激に全身倦怠感、頭痛、嘔吐などを訴え入院する人が目立ってきました。2〜3日で症状は軽快してきますが、おそらく無菌性髄膜炎を併発する夏かぜと思われます。3.アデノウイルス咽頭結膜熱、おたふくかぜ、溶連菌感染症、水痘なども小流行しています。<奥川>
6/27 (小出地区):マイコプラズマ感染症だいぶ減少しましたがまだ小流行しています。おたふく風邪が入広瀬村で流行しています。水痘・とびひ散発です。<高橋>
6/18 (小千谷地区):感染症は全体的には落ちついています。1.時にクループ症状を呈するかぜが小流行しています。2.アデノウイルス咽頭結膜熱が小流行しています。3.感染性腸炎、おたふくかぜ、溶連菌感染症、水痘なども小流行しています。<奥川>
6/4 (小千谷地区):感染症は全体的には落ちついています。夏かぜ(ヘルパンギーナ)が流行し始めたようです。1.肺炎を併発し易いかぜが小千谷市内、川口町、堀之内町などで小流行しています。2.マイコプラズマ感染症が小流行中です。3.感染性腸炎、おたふくかぜ、アデノウイルス咽頭結膜熱、水痘、溶連菌感染症が小流行しています。<奥川>
5/27 (小出地区):麻疹は内科でまだ高校生及びその親で散発したようですが、幸い小児への伝染は認められておりません。マイコプラズマ感染症及びマイコでない肺炎・気管支炎大流行しています。昼間比較的元気で、夜になると発熱咳が悪化し、もう1日と受診を伸ばしているうちに、咳がひどくなり、夜眠れず食べれなくなるケース目立ちます。また前夜高熱があっても朝なかっためと登園登校し、悪化するケースも目立ちます、早めの受診早めの休養をこころがけましょう。他は水痘・おたふく散発です。<高橋>
5/19 (小千谷地区):■5月に入ってから感染症は落ちついています。長岡市内で感染したと考えられる麻疹の患者さんが2名おられました。■1.肺炎を併発し易いかぜは小千谷市内、川口町、堀之内町などでまだ小流行しています。2.マイコプラズマ感染症が小流行中です。3.嘔気が長引く胃腸炎が小流行しています。4.おたふくかぜ・溶連菌などが小流行しています。<奥川>
5/1 (小出地区):小出でも小出高校で4月14日―18日で麻疹が2人でて、その後も内科で小出高校生・小出高校教師・当院内科の看護師でも出ています。他には、熱が上がったり下がったりして徐々に咳が悪化し、聴診上、肺音は異常ないがレントゲンにてはっきり影を認める肺炎が流行しています。(半分くらいにマイコ抗体の上昇を認めます。)ロタウイルス胃腸炎も小流行しています。クループ症候群も週に2・3人入院しています。<高橋>
4/28 (小千谷地区):■今週もクループ症状を呈するかぜの流行が拡大し、肺炎を併発し入院する乳幼児が増加しています。インフルエンザBはほぼ収束し、先週は2名だけでした。■1.一部の人がクループ症状を呈し、肺炎を併発し易いかぜがかなり流行しています。小千谷市内、川口町、堀之内町、小国町、広神村、山古志村などで流行しています。2.アデノウイルス咽頭結膜熱が散見されます。3.マイコプラズマ感染症が小流行中です。4.ロタウイルス胃腸炎が小流行中です。<奥川>
4/17 (小千谷地区):■今週はクループ症状を呈するかぜの流行が拡大し、肺炎を併発し入院する乳幼児が増加しています。このかぜで、今週だけで小千谷総合病院に10人以上が入院しました。■1.インフルエンザBは小千谷市内、川西町などでわずかに残っています。2.ロタウイルス胃腸炎が小流行中です。3.嘔吐が中心症状のかぜ(感染性腸炎)は、まだ少し小千谷市内で流行しています。4.アデノウイルス咽頭結膜熱が散見されます。5.マイコプラズマ感染症が小流行中です。6.クループ症状を呈するかぜが小千谷市片貝保育園、西川口保育園、小国町ひまわり保育園、渋海小学校などで流行しています。肺炎を併発するお子さんも多いようです。<奥川>
4/9 (小千谷地区):1.インフルエンザBは小千谷市塩殿小学校、東、南中学校などで、わずかに残っています。2.ロタウイルス胃腸炎が小流行中です。3.嘔吐が中心症状のかぜ(感染性腸炎)は、まだ少し小千谷市内で流行しています。4.アデノウイルス咽頭結膜熱が散見されます。5.感染力が強く、肺炎を併発しやすい風邪(マイコプラズマ肺炎?〜但しマクロライド系の抗生剤が効きにくい)が小千谷市ひばり幼稚園、東保育園などで流行中です。10人以上が入院を要しました。6.水痘・溶連菌感染症が小流行中です。<奥川>
4/1 (小出地区):春休みで感染症全体は落ち着いています。インフルエンザはほぼ終息し、先週は10人(すべてB)今週はまだ1人です。溶連菌感染症が小流行、ムンプスが広神村で小流行しています。感染性胃腸炎も依然しぶといです。新発田と同じようにCRP低値の肺炎やや目立ちます。また転勤による環境の変化や疲れで新患の具合の悪いお子さんもめだちます。<高橋>
3/22 (小千谷地区):1.インフルエンザAは小千谷市内でまだわずかにみられます。2.インフルエンザBは小千谷市千田小学校、越路町、堀之内町、十日町市などで小流行中です。3.嘔吐が中心症状のかぜ(感染性腸炎)が小千谷市内でかなり流行しています。4.ロタウイルス胃腸炎が小流行中です。5.アデノウイルス咽頭結膜熱が小千谷市北保育園を中心に散見されます。6.水痘・溶連菌感染症が小流行中です。<奥川>
2/27 (小千谷地区):インフルエンザA・B共に流行は落ちついてきています。1.インフルエンザAは小千谷市内、川口町、小国町で小流行中です。2.インフルエンザBは小千谷市内で小流行中です。3.嘔吐が中心症状のかぜ(感染性腸炎)が小千谷市内で流行しています。4.ロタウイルス胃腸炎が少しみられます。5.マイコプラズマ感染症・水痘・溶連菌感染症が小流行中です。<奥川>
2/25 (小出地区):インフルエンザ下火にはなりましたが、まだ24・25の2日間で迅速キット陽性者が23人いました。A型:B型=4:6くらいです。感染性胃腸炎は先週の勢いは治まりました。溶連菌感染症散発しています。入院される患者さんは、例年よりだいぶ少ないです。<高橋>
2/18 (小出地区):インフルエンザ全体数は減少していますが、A型が減少しB型が増加して逆転しています。入広瀬村はほとんどがB型で本日より入広瀬小学校は学校閉鎖です。SRSVによると思われる感染性胃腸炎が今週より急増しています。頻回の嘔吐により脱水になるお子さんが多いです。広神村ではおたふく風邪が小流行しています。<高橋>
2/5 (小千谷地区):インフルエンザA・B共にさらに流行が拡大しています。小千谷市内ではA・B同時大流行となり、外来が大変混雑しています。1.インフルエンザAが小千谷市・川口町・堀之内町・川西町などの各小中学校、保育園で大流行しています。2.インフルエンザBが小千谷市・小国町・川西町の一部でかなり流行しています。特に今週に入って東小中学校でも流行が始まりました。3.ロタウイルス胃腸炎は落ちついてきました。4.マイコプラズマ感染症がインフルエンザに混じってわずかにみられます。<奥川>
1/28 (小出地区):インフルエンザが流行しています。北から(川口・堀之内)Aが南から(大和町)Bが押し寄せてきている感じです。今月インフルエンザAによる初回痙攣が6名入院しました。インフルエンザによる痙攣は、単純熱性痙攣なのか、脳 炎・脳症の前兆なのか区別がつきません。痙攣を起こしたら速やかに医療機関を受診してください。インフルエンザに席捲されたのか、他は目立った感染症はありません。RSウイルス感染症やマイコプラズマ感染症も下火になりました。<高橋>
1/20 (小千谷地区):インフルエンザの流行が拡大しています。1.ロタウイルス胃腸炎が引き続き流行しています。2.インフルエンザAの流行が小千谷市内の小学校、保育園で拡大しています。1月18日の外来の半数近くの児がインフルエンザAでした。4.インフルエンザBが小千谷市内で散発しています。特に片貝中学校で流行しているようです。片貝中学校1年生のクラスで学級閉鎖になったとのことです。5.ムンプスが広神村で小流行しています。6.ロタウイルス以外の胃腸炎(比較的軽症)も小流行しています。<奥川>
1/13 (小千谷地区):その後も種々の感染症が流行しています。1.ロタウイルス胃腸炎が引き続き流行しています。 2.マイコプラズマ感染症は落ちついてきましたが、まだ小流行中です。3.インフルエンザAが小千谷市内(特に東地区)、十日町市、川口町、広神村で散発しています。4.インフルエンザBが小千谷市内で散発しています。5.RSウイルス感染症がわずかにみられます。6.ムンプスが広神村で小流行しているようです。7.上記以外の熱と咳嗽の続く風邪が小流行中です。一部の人にはクループ症状がみら れます。<奥川>
1/4 (小出地区):年明けの救急外来はRSウイルスによる乳児の喘息様気管支炎が多く、6カ月未満に重症例が多く、1カ月の呼吸不全の乳児も入院しました。インフレエンザかまだ数は少ないですが、インフルエンザによる初回熱性痙攣の児が入院しました。本日季節外れの髄膜炎(10歳女児)入院しました。髄液細胞数・640/3(M:P=128:512)でした。<高橋>
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