2003年
情報提供
過去の情報
  • 斎藤昌志( 三条市/さいとう小児科) 
  • 五十嵐隆夫加茂市/いからし小児科アレルギークリニック)
  • 桑原春樹三条市/桑原小児科医院)
  • 千葉高正・片岡哲三条市/済生会三条病院)
  • 柳原俊雄(西蒲・吉田町/県立吉田病院)
  • 冠木直之(三条市/三条総合病院)
  • 皆川信二郎(加茂市/皆川小児科医院)
2000年
2001年
2002年

レポート
12/22 (三条地区):昨日(12月21日)、当院小児科でのインフルエンザ第一号がおりました。患児は燕市在住の3歳男児で、鼻汁検査にてインフルエンザA型陽性と判明しました。すでに6歳姉が12月19日古寺先生のところでインフルエンザA型と診断(こでらクリニック第一号)されていました。姉は燕南幼稚園の園児で周りにインフルエンザの児はいなかったとのことです。尚、姉弟ともインフルエンザワクチンは未接種でした。今後、子供たちに流行しないで早く冬休みが来てくれたらと思います。<片岡>
12/19 (加茂・田上地区):保育所・小学校では嘔吐、下痢を主症状とする感染性胃腸炎が流行中です。半数に38度以上の発熱を伴います。田上町の羽生田保育所でアデノウイルス感染症が流行しています。39度の発熱が3から5日間続き、咽頭発赤が著明です。3分の1に扁桃腺に白苔がみられます。マイコプラズマ肺炎が幼児から小学生にときどきみられます。インフルエンザはまだいません。<五十嵐>
12/8 (三条地区):吐いてぐったりの感染症腸炎(ロタウイルス以外の)、発熱が続いてぐったりのアデノウイルス感染による咽頭扁桃炎が流行っています。また溶連菌感染症も注意が必要です。本日小学6年生が溶連菌感染症後急性糸球体腎炎で入院しました。<千葉>
12/6 (加茂・田上地区):11月初旬以来保育園を中心に感染性胃腸炎が流行しています。11月末頃より小学生にも流行がみられます。発熱嘔吐の保育園児からアデノ3型が検出されました。12月に入ってから、高熱が3日以上続く、咽頭発赤、眼球充血している幼児と中学生の喉から採取した検体検査でアデノウイルス反応陽性でした。数名インフルエンザ迅速検査をしましたが、全例陰性でした。マイコプラズマ肺炎のような肺炎が2例いました。他に細菌性肺炎を疑わせる患者が2例いました。<五十嵐>
11/21 (三条地区):一時下火になっていた感染性胃腸炎が、今週から再び急増してきました。嘔吐で始まり下痢が続くケースが多く、熱が出ることもあります。幼児から大人まで広い年齢層で発症しています。夜間急激に発症すると心配がつのると思いますが、水分をちびりちびり舐めるように飲んで、翌日受診するようにしてください。量をたくさん飲むとかえって嘔吐を誘発するので、注意が必要です。他の感染症に大きな流行はみられていません。<斎藤>
11/5 (三条地区):寒くなってきたのでしょうか、6ヶ月未満の乳児は喘鳴をともなう咳がひどくなり、RSウイルスによる細気管支炎での入院が多くなりました。<千葉>
10/22 (加茂・田上地区):水痘が加茂市内の保育所で発生しています。伝染性紅斑が田上町の保育所と小学校で散発しています。溶連菌感染症はごく少ないです。10月中に無菌性髄膜炎が1例と肺炎が1例入院になりました。<五十嵐>
10/12 (三条地区):消化器症状(嘔吐・下痢・ときに腹痛)の患者さんが増加してきました。手足口病やヘルパンギーナはほとんど消失。水痘は保育所などで散発していますが、大きな流行はありません。運動会などのスポーツイベントのからみか、小学生(中学生も時々)の受診が増えました。いずれも軽症。季節の変わり目には服装にも注意が必要です。気温差5度で服一枚の着脱が目安になります。<斎藤>
9/16 (三条地区):当地でも、手足口病、ヘルパンギーナがまだ続いています。また、溶連菌感染症が先週くらいから再び増加傾向です。三条保育所でマイコプラズマ肺炎が数名出ています。ただ、感染症自体はそう多くありません。静かな外来の窓の外には、抜けるような青空が広がっています。次第に秋の気配が感じられてきました。<斎藤>
8/18 (三条地区):7月に無菌性髄膜炎で入院した児の髄液よりエコーウイルス18型が検出されました。その後は特に髄膜炎の入院はありません。この所の変なお天気のせいでしょうか?気管支喘息の児の調子が悪く入院が増えています。花火、線香の煙、もちろんタバコの煙にも注意しましょう。<千葉>
7/31 (加茂・田上地区):加茂市の1保育所で手足口病が大流行しています。発熱なしです。他の保育所はほとんどいません。ヘルパンギーナが幼児を中心に増えています。高熱ありです。小学生以上はとても元気です。<五十嵐>
7/18 (三条地区):水痘・おたふくかぜ・溶連菌感染症がポツポツ続いています。手足口病は保育所や幼稚園などの集団で流行がみられますが、髄膜炎を起こすタイプではないらしく、比較的短期間で治っているようです。冷夏のせいか、とびひなどの皮膚感染症は少ないです。全体的には感染症は落ち着いている印象です。<斎藤>
6/24 (三条地区):全体に少ないですが、水痘、マイコプラズマ肺炎がいます。栄町に手足口病が出てきました、夏が近い。<千葉>
6/10 (加茂田上地区):加茂南小にマイコプラズマ肺炎が5名発生中とのこと。西加茂保育所、葵幼稚園に水痘が流行中。田上町羽生田小学校区に伝染性紅斑(りんご病)が発生しました。坂田保育所、羽生田小学校に患者発生。溶連菌感染症が小流行中です。<五十嵐>
6/9 (三条地区):三条市内の病院に麻疹患者さんが2名入院しています。下田村(1歳)と燕市(40歳代)の方です。その他、水痘・おたふくかぜが保育所や幼稚園などで流行していますが、流行の規模は大きくないようです。また、発疹や目ヤニを伴う夏風邪も増えてきています。嘔吐・下痢の患者さんはかなり減ったようです。<斎藤>
5/12 (加茂地区):加茂新田保育園で、水痘が大流行しています。小学校、保育所で、ムンプスが流行中ですが、連休を境に下火になってきました。麻疹の報告例はありません。<五十嵐>
4/29 (三条地区):当地は新潟と長岡に挟まれた地域ですが、麻疹発生の情報はありません。発熱・嘔吐・下痢の感染性胃腸炎が冬場から続いていますが、ロタウイルス陽性は少ないようです。水痘が嵐南地区の保育園で流行しています。おたふくかぜも少ないながら途絶えません。マイコプラズマ感染症が少し。また、暖かくなったせいか、とびひの患者さんが出てきました。自己判断で不適切な軟膏を塗って悪化させている例もあり。<斎藤>
3/27 (三条地区):月岡小の4年生、ムンプス髄膜炎にて入院しました。乳幼児のロタウイルス下痢症が多いです。まだインフルエンザB型も ちょぼちょぼいます。<千葉>
3/25 (加茂地区):インフルエンザは下火となりました。加茂小学校でB型が散発しています。ロタ腸炎は先先週まで多くみられましたが、先週から下火となりました。溶連菌感染症が時々みられます。ムンプスと水痘が小学校、保育所で散発しています。<五十嵐>
3/20 (三条地区):1:嘔吐・下痢が続く感染性胃腸炎が2月後半から続いています。罹患年齢は幼児から成人まで幅広く、脱水や低血糖のため点滴治療が必要になる例が多いです。いったん改善に向かうと治りは早いですが、適切な治療を行なわないと重症化することもあり、注意が必要です。2:インフルエンザはほとんど終息しましたが、高熱患者の中にときどき陽性者がおります。AもBも混在しています。3:その他、水痘・おたふくかぜ・りんご病が散見されます。<斎藤>
2/21 (加茂地区):インフルエンザは下火になりました。B型の比率が高くなりました。今冬は昨冬の半数程度でした。溶連菌感染症が多くなりました。水痘、ムンプスが保育所を中心に流行しています。最近は、嘔吐、下痢を主訴とする感染性胃腸炎が多くなりました。<五十嵐>
2/17 (三条地区):熱がなくても親がインフルエンザを心配して来院する児もいましたが、インフルエンザA型が流行しています。1〜2割くらいB型が陽性となっています。タミフルないので困っていますが、、、。ロタウイルスの下痢症の他にも年長児の嘔吐症も少し多いです。<千葉>
1/28 (加茂地区):インフルエンザが保育園、小学校で流行しています。溶連菌感染症が時々見られます。ムンプスは保育園で時々発生しています。マイコプラズマ肺炎は激減し、1月は1人のみでした。水痘もほとんどありません。<五十嵐>
1/18 (加茂地区):溶連菌感染症が学童を中心に小流行中。ムンプスも保育所を中心に流行中。水痘は小康状態。 ロタ腸炎が乳児に見られます。伝染性紅斑が1名いました。マイコプラズマ肺炎は少なくなりました。<五十嵐>
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