2003年
情報提供
過去の情報
  • 庄司義興(新潟市/庄司こども医院)
  • 長谷川誠( 新潟市/長谷川こども医院)
  • 水戸義昭(白根市/みと小児科クリニック)
  • 五味崇行(新潟市/五味キッズクリニック)
  • 原 錬太郎(新潟市/原こども医院)
  • 常山佐世子(新潟市/常山小児科医院)
  • 佐野康子(新潟市/佐野医院)
  • 犬尾成孝(新潟市/こばり病院)
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レポート
12/25 (新潟市西地区):感染性胃腸炎が依然として猛威をふるっています。アデノウイルス感染症は散見される程度。インフルエンザはまだ一例もありません。水痘、おたふく及び溶連菌感染症が中流行です。<長谷川>
12/22 (新潟市西地区):21日,当院内科に成人麻疹が入院しましたので,新潟市,および周辺の先生方にお知らせいたします.患者さんは30歳代の女性.16日ころから高熱続き,19日から全身に発疹が出現してきたそうです.抗体価などは当然未着ですが,臨床症状からはまず間違いないと思われます.<犬尾>
12/19 (新潟市東地区):18日、当院で成人麻疹がでました。34才男性。4日前から発熱、本日発疹も出現し当院内科を受診しました。コプリック班(+)、麻しんIgM(+)でした。患者さんは東京に行った由です。<佐野>
12/16 (新潟市東地区):あちこちの幼稚園、保育園、学校で嘔吐を主徴とするウイルス性胃腸炎(ロタウイルスではない)が非常にはやってきています。また溶連菌感染症、水痘、プール熱も流行っています。インフルエンザは今のところ見つかっていません。<五味>
12/11 (新潟市西地区):アデノウイルス感染症は、ほとんど見受けられなくなりましたが、感染性胃腸炎がかつて例を見ない程、ものすごい勢いで流行しています。新潟県感染症対策係に、毎週感染症報告をしておりますので具体的に数字を挙げますと、先週一週間で75名報告しましたが、今週三日間ですでに71名となっております。異例の学級閉鎖もあり得る状況です。<長谷川>
12/1 (新潟市西地区):アデノウイルス感染症が猛威?!先日、アデノの症例はほとんどないと報告しましたが、一昨日から本日までに確定診断例だけでも12名いらっしゃいました。特に内野保育園、坂井保育園で多いようです。<長谷川>
11/26 (新潟市西地区):感染性胃腸炎が大流行しています。特に嘔吐する子供達がとっても多い。溶連菌感染症が中流行。マイコプラズマはやや下火のようです。39度以上の高熱が4〜5日続く子供達も散見されます。ウイルス検査上、アデノでもインフルエンザでもありませんが、白血球の数や炎症反応等はウイルス感染症のパターンです。<長谷川>
11/24 (新潟市東地区):水痘、RSウイルス、マイコプラズマ、が週1〜2名程度です。嘔吐を主徴とする感染性胃腸炎が週10〜15名程度と少し増加傾向です。ヘルパンギーナ、手足口病が時に思い出したように月1〜3名程度見られます。はしか、風疹は見られません。<五味>
11/22 (白根黒埼地区):1)乳幼児下痢症(ロタウイルス):猛威をふるっています。2)咽頭結膜熱:アデノウイルス感染、非常に流行っています。3)水痘:流行中です。4)溶連菌:一部で流行っています。5)マイコプラズマ感染:まだ流行っています。<水戸>
11/19 (新潟市西地区):感染性胃腸炎(特にロタウイルス)が大流行しています。おたふくかぜが中流行。マイコプラズマ肺炎が結構流行っており、要注意です。溶連菌感染症、水痘は散見される程度です。<長谷川>
11/6 (新潟市西地区):感染性胃腸炎が中流行、おたふくかぜと水痘が小流行。全体としては落ち着いていますが、朝晩の冷え込みのせいか、普通感冒の患者さんは結構いらっしゃいます。<長谷川>
10/15 (新潟市西地区):感染性胃腸炎、おたふくかぜ及び溶連菌感染症が多少流行っていますが、全体としては落ち着いています。がしかし、とっても忙しい。インフルエンザワクチンの接種で、てんてこまいです。<長谷川>
10/6 (新潟市西地区):手足口病、感染性胃腸炎、おたふくかぜが流行っています。インフルエンザワクチンの予約は先月で終了しましたが、来週から接種開始です。小児科医にとってここ数カ月は忙しくなりそうです。<長谷川>
9/24 (新潟市西地区):手足口病、感染性胃腸炎、おたふくかぜ及び普通感冒が少し流行っている程度です。インフルエンザワクチンの予約ですが、今年は出足が非常に早いようです。新潟市で言えば、「市報にいがた」などによる広報活動のたまものかも。<長谷川>
9/11 (新潟市西地区):ヘルパンギーナ、手足口病、感染性胃腸炎および普通感冒が少し流行っている程度です。でもスタッフは大忙し!今週の月曜日からインフルエンザワクチンの予約を始めたため、二台の電話は、午前中二時間くらいずぅ〜っと鳴りっぱなし。ヒマなのはドクターだけのようです。<長谷川>
9/2 (新潟市東地区):現在手足口病、ヘルプアンギーナは週10名程度見られます.また秋冬の病気であるRSウイルス感染症(喘息様の咳、高熱)が夏の間も散発しておりましたが、9月になって一部の保育園で集団発生しそうな状況です.<五味>
8/28 (新潟市西地区):ヘルパンギーナ、手足口病以外はほとんど流行っておりませんが、ここ一週間で伝染性単核球症が二名いらっしゃいました。外来でもっとも多いのは予防接種です。特に三種混合と日本脳炎ワクチンがとても多い。幸いこの二種類のワクチンは、ワクチン液が注射器に充填されている製品があります。他のワクチンと違って、だいぶ手間が省けるので看護士さんは助かっています。<長谷川>
8/6 (新潟市西地区):ヘルパンギーナが依然として大流行しています。手足口病が小流行。全国的に大流行しているプール熱は、あまり流行っておらず、ここ一週間で迅速検査陽性例は一名だけでした。<長谷川>
8/1 (白根・黒埼地区):1)手足口病;流行中。2)ヘルパンギーナ;流行中。3)マイコプラズマ肺炎;流行中。<水戸>
7/31 (新潟市東地区):きわめて平穏な日々が続いております。ヘルパンギーナが1日1〜2名、高熱の出る風邪が1日2〜3名みられるていどです。<五味>
7/30 (新潟市西地区):ヘルパンギーナが大流行しています。他の感染症は、普通感冒以外ほとんど見受けられません。<長谷川>
7/16 (新潟市西地区):感染性胃腸炎、溶連菌感染症及びアデノウイルス感染症が散見されます。水痘、おたふくかぜ及び手足口病が小流行。ヘルパンギーナがもっとも流行っています。また、感染症ではありませんが、喘息が増悪する子や起立性低血圧の子が多く見受けられます。<長谷川>
6/26 (白根黒埼地区):1)水痘:少々。2)おたふく:少々。3)溶連菌:減少。4)マイコプラズマ:流行中。5)手足口病:ゼロ。6)ヘルパンギーナ:いません。<水戸>
6/23 (新潟市西地区):ヘルパンギーナが流行ってきました。溶連菌感染症、水痘が散見。他には目立った感染症は見当たりません。<長谷川>
6/12 (新潟市西地区):感染性胃腸炎は散見。水痘が大流行で、溶連菌感染症、流行性耳下腺炎及びヘルパンギーナが中流行です。アデノウイルス感染症は、あまり流行っていません。<長谷川>
(新潟市東地区):6月になって感染症は減少しています。水痘、溶連菌感染症、マイコプラズマ肺炎がそれぞれ週4−5名づつ診られています。<五味>
6/4 (新潟市西地区):感染性胃腸炎は下火ではありますがまだ、一日数人いらっしゃいます。水痘、溶連菌感染症及び流行性耳下腺炎が依然中流行。ヘルパンギーナとアデノウイルス感染症が増えてきました。<長谷川>
5/30 (新潟市東地区):マイコプラズマ肺炎が週4〜5人のペースでみられます。熱や激しい咳が3日以上続く場合は検査した方がよいでしょう。RSウイルスによる発熱、咳、喘鳴の乳児もまだ少し見られます。<五味>
5/29 (新潟市西地区):今週から感染性胃腸炎がようやく下火になってきました。水痘、溶連菌感染症及び流行性耳下腺炎は中流行。ヘルパンギーナが散見されます。<長谷川>
5/19 (新潟市西地区):感染性胃腸炎、水痘及び溶連菌感染症が大分流行っています。流行性耳下腺炎は中流行。感染症ではありませんが、起立性低血圧や過敏性腸症候群、自家中毒など、少し体調を崩している子供が多いように感じます。<長谷川>
5/8 (新潟市西地区):感染性胃腸炎がいまだに衰えを見せておりません。水痘、溶連菌感染症は中流行です。全体としては落ち着いていますが、40度前後の高熱が2日ほど続く子供達が、もっとも多く見受けられます。<長谷川>
4/20 (新潟市西地区):単純ヘルペス感染症の初発タイプ(高熱と歯肉炎など)が、依然として週に数名見受けられます。多くの子供達が、幼稚園などの集団生活を初めて体験する時期だからでしょうか。感染性胃腸炎は中流行で、水痘及び溶連菌感染症が小流行といったところです。<長谷川>
4/9 (新潟市西地区):感染性胃腸炎、水痘及び溶連菌感染症が依然として流行っています。インフルエンザはほとんど見受けられません。意外なところでは、単純ヘルペス感染症の初発タイプ(高熱と歯肉炎など)が年上児も含め、結構いらっしゃいます。<長谷川>
4/2 (新潟市西地区):感染性胃腸炎,水痘が大流行です。溶連菌感染症は中流行。インフルエンザはすべてB型で、週に10人程度となりました。ここ一週間でたまたまかもしれませんが、高熱とともに片側の頚部リンパ節が急激に腫れてくる患者さんを5人ほど経験しました。うち2人は入院しましたが、今のところ原因は不明です。<長谷川>
3/26 (新潟市西地区):感染性胃腸炎,水痘がかなり流行っています。溶連菌感染症が中流行。インフルエンザは週に20人程度で、ほとんどがB型です。意外なところでは単純ヘルペスウイルス感染症が数多く見られ、その中にはカポジタイプ(全身に水泡ができる)も2家族(5人)いらっしゃいました。<長谷川>
3/12 (新潟市西地区):感染性胃腸炎がいまだに衰えを見せておりません。インフルエンザはさすがに下火となってきましたが、それでも一日数人は、おられるようです(まだAとBは半々)。水痘が流行っています。<長谷川>
3/7 (白根黒埼地区):1)インフルエンザ;一部の地域ではまだ流行してます。2)ウイルス性腸炎(ロタウイルス感染症);流行中です。3)白根の一部の保育園では水痘が流行してます。<水戸>
2/27 (新潟市西地区):インフルエンザが再び猛威を振るってきました。A型とB型が半々といったところでしょうか。感染性胃腸炎もまだまだ衰えをみせておらず、ロタウイルスが増えてきたという印象です。他地域では感染性胃腸炎による死亡例や重症例が報告されていますが、新潟市では重症例はほとんどないようです。ちなみに、イタリア軒で数週間前に起きた食中毒(SRSV=感染性胃腸炎の原因ウイルスのひとつ)は、従業員からの感染ではなく、佐渡の生ガキによるものだそうです。<長谷川>
2/25 (新潟市東地区):インフルエンザはすっかり終わりました。ロタウイルス腸炎とA群溶連菌感染症が1日2〜3名ずつ見られる他はきわめて平穏です。<五味>
2/19 (新潟市西地区):感染性胃腸炎が猛威をふるっています。インフルエンザより多く発生している地域もあるようです。A型(香港)インフルエンザのピークは越えたようですが、B型が非常に増加し、比率としては半々くらいでしょうか。<長谷川>
2/11 (新潟市西地区):インフルエンザが猛威をふるっています。B型が徐々に増えてきていますが、A、B両型に効果のある抗ウイルス薬がやや品不足のため、今後の対応に苦慮しそうです。その他では感染性胃腸炎、水痘が中流行。川崎病と伝染性単核症が先週1名ずつおられました。<長谷川>
1/27 (新潟市西地区):インフルエンザの流行がさらに拡大し、先週後半にはいくつかの学級閉鎖がありました。しかしまだ爆発的な大流行ではありません。流行の経過としては3年前とまったく同じパターンであり、来月初めが大きなヤマ!?<長谷川>
1/22 (新潟市西地区):インフルエンザが大分流行ってきました。まだ学級閉鎖もなく、中流行といったところですが、ひとクラス10人以上の欠席者がいるところもあり、要注意です。<長谷川>
1/20 (新潟市東地区):先週よりインフルエンザの患者さんが増加してきておりますが、今週は更に増加しております。先週は中学生が多かったのですが、今週は小学生が多いようです。インフルエンザ迅速検査陰性の高熱を発するカゼも見られますが、溶連菌感染の人も混じっております。ロタウイルスによる吐き下しのお子さんも見受けられます。<五味>
1/13 (新潟市西地区):昨日(12日)新潟市急患センターに出務してきました。インフルエンザの患者さんで溢れていました(内科、小児科問わず、そして確定診断半分、臨床診断半分)。印象としては豊栄市、白根市、新津市に多く、次いで新潟市東地区か。新潟市西地区では先週終盤より急に増えました。大流行の兆しです。<長谷川>
1/9 (白根黒埼地区):1)インフルエンザ:1日数名。まだまだ。2)ウイルス性腸炎:下火。3)溶連菌:横ばい。4)マイコプラズマ:下火。5)水痘:増加。6)おたふく:増加。<水戸>
1/4 (新潟市西地区):水痘が大流行で、マイコプラズマ肺炎、感染性胃腸炎及び溶連菌感染症が中流行。インフルエンザは小流行ですが、新学期に入ってからの動きに注目です。<長谷川>
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