2001年
レポート
12/28 感染性胃腸炎が多発。嘔吐が中心で1-2日の短期間で軽快。 その他、おたふくかぜ、水痘、溶連菌感染症、RSウイルス感染症が 少し。<長沼>
12/21 感染性胃腸炎が流行しています。水ぼうそう、手足口病、RSウイルス感染症が小流行しています。<長沼>
12/18 RSウイルス性細気管支炎が散発しています。<長沼>
12/13 感染性胃腸炎、手足口病が流行しています。水痘、溶連菌感染症が増えています。おたふくかぜは減ってきました。マイコプラズマ感染症が時々います。<長沼>
12/5 感染性胃腸炎、手足口病、水痘がはやっています。おたふくかぜは減ってきましたが、まだ小流行があります。マイコプラズマ感染症もまれに診断されています。<長沼>
11/22 手足口病が流行しています。水痘と感染性胃腸炎が増えてきました。おたふくは、ようやく減ってきました。<長沼>
11/15 おたふくかぜ、感染性胃腸炎、手足口病、水ぼうそうの小流行があります。マイコプラズマ肺炎が時々あります。<長沼>
11/7 おたふくが減ってきましたが、まだ多いです。手足口病と水ぼうそうがまれにいます。肺炎も少数ですが出ています。<長沼>
10/31 全体に感染症は少ないです。手足口病が一部ではやっています。おたふく風邪は減ってきました。マイコプラズマ肺炎とマイコプラズマ感染疑いの人が時々います。<長沼>
10/25 おたふくかぜの流行が続いています(人数は減ってきました)。まれに、溶連菌感染症、手足口病、感染性胃腸炎の発症があります。<長沼>
10/26追加:感染性胃腸炎が増えてきました。<長沼>
10/18 おたふくの流行が続いています。手足口病が所々で小流行しています。<長沼>
10/3 おたふくかぜの流行が続いています。手足口病が、小流行しています。水痘(水ぼうそう)が少し出てきました。喘息、喘息性気管支炎が夏より増えています。<長沼>
9/27 おたふくの流行が続いています。手足口病が少し流行っています。ウイルス性の咽頭炎(普通ののどのかぜ)が、8月より少し増えています(8月が極端に少なかったです)。<長沼>
9/18 手足口病が急に増えてきました。おたふくの流行が続いています。<長沼>
9/14 上越市で麻疹(はしか)が発生しました。9月8日から発熱、いったん解熱後、13日再発熱に伴い全身に発疹が出現、病院で麻疹と診断されました。麻疹はとても重症でうつりやすい病気です。1才になったらすぐに麻疹ワクチンの接種をお勧めします。<長沼>
9/13 おたふくかぜの流行が続いています。まれに手足口病があります。ウイルス性の咽頭炎(一般ののどのかぜ)が少し増えてきました。<長沼>
9/9 手足口病が増えてきました。おたふくかぜは、減ったり増えたりで流行が続いています。<長沼>
9/4 全体的に感染症は落ちついています。1,ヘルパンギーナ、アデノウイルス咽頭結膜熱などの夏かぜも減っています。夏かぜの手口病はごく一部の地域だけではじめから流行しませんでした。2,おたふくかぜが、やっと減ってきました。<長沼>
8/29 かぜは、少ないです。おたふくかぜの流行が続いています。「おたふく」は、ワクチンでの予防をお勧めします。<長沼>
8/18 咽頭結膜熱が少数ですが、増加傾向です。<長沼>
8/5 感染症延べ人数は少ないです。おたふくかぜの流行が続いています。夏のはやり:手足口病が増えてきました。ヘルパンギーナは減ってきました。とびひ(伝染性膿痂疹)が夏は多いです。感染症ではありませんが、あせも(汗疹)が増えています。<長沼>
7/30 おたふくかぜの流行が続いています。ヘルパンギーナというのどの奥に痛いブツブツができる夏かぜが増えています。<長沼>
7/5 7月にはいっても、おたふくかぜの流行は続いています。扁桃に白苔をともなったり、真っ赤になり熱が2−5日ほど続く扁桃腺炎の患者さんも少なくありません。この病気では、発熱だけでなく結膜炎をともなったり、のど全体が脹れるためか、いびきがすごいようです。このなかにはチェックAdという検査でアデノウイルスが陽性の方もいらっしゃいます。みずぼうそうも少し。のどの強い痛みと高熱のヘルパンギーナという咽頭炎も少しみられます。手足口病の発症例はまだありません。<林>
6/18 上越では、2−5日ぐらい高熱が続く扁桃腺炎の患者さんが少なくありません。特に扁桃腺に白苔(白い膿)をつけた患者さんの場合は、発熱期間が長いようです。この様な患者さんのCRP検査(血液で知ることのできる炎症の強弱)が5mg/dl以上ですと3日間は解熱せずつらいです。ほか、おたふくかぜが流行中です。胃腸炎は少なく、上越では6月中旬の現在、手足口病やヘルパンギーナはあまり見られません。<林>
5/17  5月中旬、上越ではおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)が、3−5歳の幼児を中心に流行しています。一日あたり4−5人受診されます。相変わらず、吐き下し(感染性胃腸炎)の発生もすくなくありません。溶連菌感染症や水痘も数名みられ、再流行の兆しがあります。<林>
4/23 4月中旬、各種感染症で大きな流行となっているものはありません。インフルエンザは終息しました。おたふくかぜが増えつつあります。一度減少した感染性胃腸炎が微増しました。水痘の患者さんもみうけられます。<林>
3/21 インフルエンザは、3月5日ー10日の週がピークで、のどの検査でA型インフルエンザと診断した患者さんは80名ほどでした。翌週(12−17日)は、やや減少しております。現在、外来患者さんの1割程度がインフルエンザかと思われます。21日、増加の兆しはありませんがもう少し注意が必要です。
3/6 A型インフルエンザは、2月中旬ー下旬は1週間あたり20−30人程度の小流行でしたが、3月、流行拡大の兆しがみられます。2月は高校、中学生が主体。3月に入りインフルエンザは小学生、園児に広がりつつあります。3月5日の一日で、のどの検査で確実にA型インフルエンザと診断された人は、30名。1から14歳まで各年齢、ほぼ2名ずつ。その、すそのは広い様です。学級閉鎖をする小学校もでています。インフルエンザと同じくらいに勢いのあるのが、溶連菌感染症です。当院では、園児、低学年の小学生に1週間あたり30人ほどの発症がみられています。感染性胃腸炎は減少傾向にあります。<林>
2/21 上越では、2月中旬からA型インフルエンザの患者さんの来院がみられます。中学生が主体でしたが、2月19日以降は、乳児−2歳児とその両親が発症しており、のどの検査ではっきりとインフルエンザと診断される患者数は1日あたり6人とやや増加の傾向です。でも、幼稚園、保育園での集団流行はない模様です。その他、感染性胃腸炎は依然おとろえをみせません。溶連菌感染症は1日2人ぐらい。水痘や流行性耳下腺炎はやや減少しております。<林>
2/13 2月、一時流行に衰えをみせた吐き下しのかぜ(感染性胃腸炎)が、再流行しており点滴を必要とする子どもさんも少なくありません。溶連菌感染症、水痘も少なくありません。おたふくかぜはやや減少の傾向です。インフルエンザは中学生を中心に1週間あたり4名受診されました。<林>
1/27 溶連菌感染症が、流行しております。合併症である急性腎炎の患者さんがおられました。その他、水痘やおたふくかぜも、あいかわらず少なくありません。12月大きな流行をみた感染性胃腸炎は、集団生活の再開とともに、やや増加の傾向があります。インフルエンザの集団発生は、現在のところありません。<林>
1/12 お正月で、集団生活から遠ざかっていたせいか、園児の感染性胃腸炎は、減少傾向にあります。一方、潜伏期間が長い水痘やおたふくかぜは、12月に引き続き流行しております。1月10日の時点では当地区ではインフルエンザ流行はありません。しかし、お正月の人の出入りが多かった後なので、様々な伝染性疾患が流行する可能性があり注意しております。<林>