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2001年 |
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レポート |
12/28 |
発熱の患者さんは程々にみられますが、 現在までインフルエンザ迅速診断は陰性でした。
嘔吐、腹痛、発熱症状の胃腸炎の患者さんは減少傾向です。
流行性耳下腺炎は保育所で流行しております。
本日、米山台保育所の児童がムンプスでした。
<村井> |
12/22 |
嘔吐、腹痛の強い感染性胃腸炎は流行しておりますが、
先週より減少傾向です。 半田保育所で流行性耳下腺炎が流行しております。
溶連菌感染症、水痘は程々にみられます。
インフルエンザ(迅速診断陽性)の患者さんは有りません。<村井> |
12/14 |
嘔吐症状の強い急性胃腸炎が保育園、小学校で流行しております。外来点滴で大忙しです。発熱、咳の患者さんも多いです。比角小学校でマイコプラズマ肺炎が延々と続いております。冬休みに入るまで続くのか?半田保育園、柏崎保育園、北条保育炎でおたふくかぜが流行しております。発熱、咽頭痛and/or発赤疹で来院する溶連菌感染症が増えてきております。<村井> |
12/7 |
嘔吐症状の強い胃腸炎が保育園、小学校で流行しているが、幾分ピークを過ぎたようです。日角小学校4年生で、マイコプラズマ肺炎が流行しております。全体的に発熱、咳の患者さんが多いです。保育園でおたふくかぜ、水痘が流行してきました。<村井> |
11/30 |
嘔吐・腹痛症状の胃腸炎の患者さんが保育園で大流行しております。脱水があり点滴をする患者さんが多いですが、1〜2日程度で改善します。比角小学校で先週から肺炎の患者さんが数名みられております。流行性耳下腺炎は半田保育所で流行しており、他の保育所にも波及しております。<村井> |
11/21 |
嘔吐症状の強い胃腸炎が大流行してきました。発熱があり、下痢は少しですが、尿アセトン陽性となる患児が多く、点滴をする症例が多いです。発熱、咳の患者さんも多いです。半田保育園でおたふくかぜが診られます。出雲崎の保育園で水痘があります。<村井> |
11/17 |
発熱、咳の患者さんが多くなりました。また嘔吐、腹痛の胃腸炎の患者さんも多くなりましたが、こじれることも無く軽症です。水痘、おたふくの患者さんはありません。<村井> |
11/9 |
嘔吐症状の強い胃腸炎が小学生の児童から流行し始めております。幼児にもみられるようになってきました。咳の長引く児が多いです。発熱の患児は程ほどにみられます。小国で水痘があるようです。おたふくはありません。<村井> |
11/2 |
今週も感染症の少ない週です。咳、鼻水の患者さん、発熱の患者さんが程ほどです。点滴をする患者さんは少ないです。嘔吐症状の胃腸炎の患者さんも少ないです。水痘、おたふくは診られませんでした。<村井> |
10/26 |
今週も感染症が流行らない週でした。咳症状の患者さんが多く、喘息で受診する患者さんが少し多い程度でした。胃腸炎の患者さんがぼちぼちみられてきました。扁桃炎の患者さんでアデノウイルス陽性が1例ありました。水痘は有りません。<村井> |
10/22 |
先週は感染症の少ない落ち着いた週でした。発熱と咳の患者さんが程ほど診られました。胃腸炎の患者さんは少ないです。手足口病、ヘルパンギーナの患者さんが一人、二人みられました。流行性耳下腺炎は2例みられ続いております。<村井> |
10/11 |
小学生の発熱、咳で受診する患者さんでマイコプラズマ肺炎が診られます。<村井> |
10/8 |
咳症状のつよい感冒、風邪が流行しており、喘息気味の患児は喘息発作、喘息様気管支炎になります。嘔吐症状の感染性胃腸炎が徐々に増えてきたようです。おたふくかぜは相変わらずみられます。<村井> |
9/28 |
発熱の普通にみられますが、咳で受診する患者さんが多いです。先週末より喘息発作をきたす患者さんが多くなりました。おたふくもだらだらと続いております。<村井> |
9/20 |
発熱の患者さんがぼちぼち増えてきております。咳の患者が多くなり、喘息の患児で夏に休薬していた子供も薬を貰いに受診するようになりました。北条保育徐で相変わらずおたふくが発生しております。田尻小学校の3兄弟が一度に溶連菌感染症に罹患しました。<村井> |
9/14 |
咳の患者(喘息傾向)さんが徐々に増えてきておりますが、感染症はまだ下火です。アデノウイルス陽性の患者さんがちらほら有り、家族で発熱しております。ムンプスは北条保育園で発生しております。手足口病、ヘルパンギーナもたまに診られます。<村井> |
9/8 |
感染症はまだ少ないですが、北条保育所で流行性耳下腺炎が診られます。水痘もちらほらあります。発熱の患者さんのなかで、アデノウイルス陽性の患者があり、発熱4〜5日間続く患者もおります。しかし外来は全体的に低調です。<村井> |
9/1 |
今週も発熱の患者さんは少しで落ち着いております。ヘルパンギーナもほとんど流行が終わったようです。流行性耳下腺炎がぽつぽつ診られ今後流行するのか。<村井> |
8/24 |
盆過ぎより感染症は極端に少なく閑な外来です。発熱の患者さんが診られますが、発熱は長引きません。ヘルパンギーナも下火になりました。手足口病がちらほら診られます。乳児の高熱は突発性発疹によるもので、幾分多いようです。<村井> |
8/10 |
日吉保育所周辺で咽頭結膜熱(プール熱)が流行しており、発熱が4〜5日続く患児がおります。全体的にヘルパンギーナも下火です。今週始めに寒くなったら喘息発作の患者がありました。<村井> |
8/5 |
外来は感染症が少なく夏休み状態です。ヘルパンギーナ、又はもどきの発熱患者が少し診られる程度です。その他、とびひ(伝染性膿痂疹)が流行している。<村井> |
7/29 |
外来は感染症が少なく夏休みの状況です。ヘルパンギーナ、ヘルパンギーナらしい扁桃炎の発熱の患者さんのみです。咽頭結膜熱がほんの少しあります。水痘、流行性耳下腺炎はまったく診られません。<村井> |
7/23 |
感染症の少ない閑な外来の週でした。発熱の患者さんがありますが、1〜2日で解熱してこじれません。ヘルパンギーナの患者さんも混じっているようです。梅雨明けと共に伝染性膿化疹(とびひ)が流行しています。その他の感染症はまったく流行っておりません。<村井> |
7/14 |
今週は感染症の少ない閑な外来でした。発熱、咽頭痛の咽頭炎、扁桃炎がみられますが、1〜2日程度で解熱しこじれません。同様にヘルパンギーナも流行しているが幾分下火になっております。胃腸炎、水痘も下火です。手足口病は流行すると思われたが、今週は少ないです。<村井> |
7/8 |
発熱・咽頭痛の患者さんは大体ヘルパンギーナで、流行しております。咽頭結膜熱の患者さんも若干おります。手足に発疹が見られる手足口病も流行しております。(発熱も無く、膝・お尻にも発疹が見られる)水痘も流行しております。<村井> |
7/2 |
保育園・幼稚園で発熱の患者さんが多いですが、大部分がヘルパンギーナによるものです。発熱も1〜2日程度で解熱し、咽頭痛が少し長引く程度です。手足口病もわずかに診られますが、発熱も無く元気な子が多いようです。水痘が流行しております。<村井> |
6/26 |
先週より、保育園、幼稚園でヘルパンギーナ、手足口病が流行してきました。ヘルパンギーナは発熱、咽頭痛の訴えが強い患者さんが多いです。手足口病は発熱も無く症状の軽い患児が多いです。突発性発疹の多い週でした。<村井> |
6/11 |
高熱が4〜5日間続く患者さんがあり、治った頃に別の兄弟が発熱することがあり、一部は結膜炎を併発する患者が診られます。アデノウイルス陽性で咽頭結膜熱のようです。また中央幼稚園で発熱の患者がありますが、2〜3日で解熱します。感染性胃腸炎、溶連菌感染症、水痘は下火です。伝染性紅斑、ヘルパンギーナが診られるようになりましたがこれから流行するのか?<村井> |
6/4 |
感染症も減少して外来も落ち着いてきました。発熱の患者さんが多く、高熱の患者の中では4〜5日間続く患者もあります。嘔吐症状のある胃腸炎の患者さんは大分減少しました。水痘はまだ流行しております。おたふくは少ないですがしぶとく続いております。<村井> |
5/26 |
5日間ほど高熱が続く咽頭炎、扁桃炎が流行しております。嘔吐症状を伴い脱水をきたし、点滴を要する患者が多く、胃腸炎も流行しております。水痘も流行しております。流行性耳下腺炎は今週は診られなかった。<村井> |
5/20 |
感染性胃腸炎の流行は大分減少しました。溶連菌感染症は咽頭痛の強い患者さんにぽつぽつとみられます。水痘は保育所、小学校で程々にみられます。突発性発疹の患者が今週5名ほど診られ、1歳未満の発熱の患者さんの中には本症が大分含まれているのか。流行性耳下腺炎もコンスタントに診られます。<村井> |
5/10 |
嘔吐症状の強い胃腸炎(ロタウイルス)は幾分落ち着いてきております。高熱の続く滲出性扁桃炎の患者は相変わらず診られ、白血球数増加、CRP上昇があり、4〜5日間発熱続きます。(アデノウイルスによるものか)水痘、流行性耳下腺炎はチラホラ診られます。<村井> |
4/30 |
高熱が続き、白血球、CRP増加の患者が大変多いです。発熱も5日間程度つづきます。アデノウイルス(アデノチェック陽性の患者があります)によるものか。中には目の充血、目脂を伴う患者もあります。ロタウイルスによる胃腸炎が大流行です。特になかよし保育所の乳幼児は全滅の状態で、けっこう入院になっております。<村井> |
4/23 |
今週にはインフルエンザも終息したようです。嘔吐、発熱、下痢症状の強い胃腸炎の患者が多く、しかも検尿でアセトン強陽性があり、点滴を2〜3日要する患者が多く大変でした。新潟病院の富沢先生よりロタウイルスによる胃腸炎の情報があり納得でした。(ロタウイルスはウイルス性胃腸炎のチャンピオンです。)溶連菌感染症は幾分落ち着いております。水痘は今週1例と低調でした。流行性耳下腺炎は少ないですが持続しております。<村井> |
4/16 |
高熱の続く患者さんが診られますが、なかには眼球結膜充血ある患者さんもあり、アデノウイルスによるものか。1〜2日後れで家族で高熱を出す症例はインフルエンザA型が診られます。インフルエンザB型も紛れ込んでいるようでなんとも診断が難しいです。溶連菌感染症は相変わらず流行しております。嘔吐症状の胃腸炎は低調に推移しております。水痘は今週1例と下火でした。流行性耳下腺炎はじわじわと流行している。<村井> |
4/9 |
インフルエンザと考えられる患者さんは急速に減少しております。(インフルエンザ迅速診断が品切れの為もあるが)高熱が続く滲出性扁等炎の患者さんが診られ、WBC増加、CRP亢進しております。中には眼球結膜発赤があり、アデノウイルスによるものか。流行性耳下腺炎が出雲崎、市内では半田保育所、中央幼稚園でダラダラト続いております。溶連菌感染症、水痘は幾分減少傾向です。<村井> |
4/1 |
インフルエンザは下火になってきておりますが、北条方面の発熱の患者さんはインフルエンザが見られます。高熱で受診する患者さんはアデノウイルス等の他のウイルスによる発熱なのか。感染性胃腸炎はあまり流行しておりません。水痘・流行性耳下腺炎はチラホラ診られます。半田保育所では水痘・流行性耳下腺炎のどちらも流行しております。<村井> |
3/26 |
インフルエンザはまだ流行しておりますが、ピークを過ぎたようです。学校、幼稚園が春休みに入りましたので今週には流行が終息するのか。出雲崎の保育所、市内の半田保育所で流行性耳下腺炎が流行している。溶連菌感染症は相変わらず流行している。<村井> |
3/19 |
インフルエンザは保育園、幼稚園、小学校と全体的に流行しております。A型インフルエンザに2度罹る患児がみられ、香港型、ソ連型が流行していることが判ります。高熱で来院する患児でA型迅速診断陰性の子供があり、B型インフルエンザなのか判断に迷います。小児にA,B型の特効薬であるタミフル、リレンザが使用できるように早くなってほしいです。溶連菌感染症は相変わらず流行しております。嘔吐、下痢の胃腸炎は幾分減少傾向にありますが相変わらず流行している。流行性耳下腺炎は市内の保育所でチラホラ見られますが、出雲崎の保育所で流行している。<村井> |
3/12 |
インフルエンザは先週に続き流行しております。毎日15人以上のインフルエンザの患者さんを診ております。北鯖石保育所で大流行しており、半数以上休んでおります。家族、保育所のインフルエンザがうつったと考えられる患者には、迅速診断をしないで抗インフルエンザ薬を処方しております。嘔吐症状の強い感染性胃腸炎が流行しており、点滴、入院を要する患者があります。水痘も程々に診られます。流行性耳下腺炎も市内の保育所、幼稚園でチラホラ発生しております。<村井> |
3/5 |
インフルエンザは保育所(市内では半田、枇杷島、北鯖石、刈羽村のこがね、西山町の第2)、幼稚園(特に花園、中央、ふたば)で流行しているが、小学校でも半田、新道小で流行している。1人がインフルエンザに罹ると兄弟、親も発熱する家族が少なからずおります。ワクチンを接した子でインフルエンザに罹る子が結構診られますが、概して発熱の期間が短く、かぜ程度の症状の子が多い。ワクチンを接種すると罹っても軽く済ませると説明しております。(もっと効果の抜群なワクチンの開発を望みます)嘔吐症状の感染性胃腸炎はコンスタントに流行しております。溶連菌感染症は流行しているが、少し減少傾向です。流行性耳下腺炎は市内の保育園で少し診られますが、これから流行するのか。<村井> |
2/25 |
保育所、幼稚園を中心にA型インフルエンザが流行しております。半田保育所、枇杷島保育所、西山町第二保育所で流行しております。日吉小学校をはじめ、その他の小学校でもちらほらインフルエンザが診られます。感染性胃腸炎は下火となりましたがまだ診られます。水痘はときどき診られます。<村井> |
2/19 |
今週も発熱で来院する患者さんの中でインフルエンザが見つかる頻度が多くなりました。しかし同じ保育園でもインフルエンザとかぜが混在して、爆発的にインフルエンザが増えることは無いようです。嘔吐、腹痛、下痢の患者さんが多く点滴をする患者さんが多く、インフルエンザより遥かに多いです。水痘は幾分下火になっております。流行性耳下腺炎はまったく診られませんでした。<村井> |
2/12 |
■インフルエンザは保育園、幼稚園児の発熱で受診した患児にみられるようになりました。中には生後5ヶ月の乳児で、母親の発熱3日後に発熱あり、インフルAクイック(インフルエンザ迅速診断)が黒々と陽性をとなった症例もありました。■嘔吐症状主体の感染性胃腸炎は相変わらず流行しております。溶連菌感染症も流行しておりますが、発熱・嘔吐で受診し、尿アセトン陽性の患児の中に本症が結構みられます。水痘も乳幼児に流行しております。<村井> |
2/5 |
先週は日吉小学校1年、2年で集団かぜが発生し、学級閉鎖がありました。他院にてインフルエンザB型と判定された患者さんもいたようですが、当院受診した日吉小の児童ではインフルエンザは発見されませんでした。発熱の患者さんが多くなっておりますが、インフルエンザは見つかっておりません。他院ではチラホラとインフルエンザの報告がありますが。嘔吐症状の胃腸炎が相変わらず流行している。水痘は激減しております。<村井> |
1/29 |
先週も当院ではインフルエンザは発生しておりませんが、発熱の患者さんが増えてきました。乳幼児でかぜ症状に結膜炎を伴う患者さんもみられます。嘔吐・発熱・下痢の感染性胃腸炎の患者さんは相変わらず多いです。水痘は流行しておりますが、特にはらまち保育所で大流行です。<村井> |
1/22 |
今週後半に刈羽郡総合病院小児科でA型インフルエンザ患者2名ありましたが、当院ではまだありません。発熱の患者さんもいますが、インフルエンザ以外のウイルス・細菌性のものですが全体的に外来患者さんは少ないです。感染性胃腸炎が相変わらず多く、水痘も流行しております。流行性耳下腺炎は終息に向かっているようです。<村井> |
1/15 |
先週は感染症の少ない最も閑な週でした。インフルエンザは当院でまだ発生しておりません。相変わらず嘔吐症状を示す感染性胃腸炎が流行しております。水痘は流行しているが幾分減少傾向です。高熱の続く患者さんがおりますが、伝染性単核症と思われる肝機能障害を呈する患者さんもおりました。流行性耳下腺炎は終息に向かっているようです。<村井> |
1/8 |
インフルエンザは発生していない。発熱が続く患者が多く、家族でうつることもある。かぜ症状と目やにを伴う患者さんもいます。嘔吐が主症状の胃腸炎が相変わらず流行している。水痘も1歳から4才頃の幼児に流行している。流行性耳下腺炎は消退傾向です。<村井> |