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2000年 |
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レポート |
12/26 |
現在、はきくだしの感染性胃腸炎が流行しておりピークをむかえました。園児や小学生低学年では嘔吐症状が強く点滴を必要とする患者さんも少なくありません。乳児では主に黄や白色便の下痢症状を呈しております。手足口病は終息し、おたふくかぜもやや減少した感がありますが、みずぼうそうは12月初旬の5倍ほどの発症数で大きな流行といってよいでしょう。<林> |
12/10 |
12月に入り、感染性胃腸炎が急増しております。軽い吐き気や数回の下痢ですむ子も多いのですが、園児では嘔吐がはげしく脱水になり点滴を必要とする子供さんも少なくありません。その他、みずぼうそう、おたふくかぜも流行中です。11月流行の気配があった手足口病は終息しそうです。<林> |
11/28 |
11月後半、手足口病、みずぼうそう、おたふくかぜが、各幼稚園や保育所内で発生しておりますが、大流行とはなっておりません。気になるのは、小学生や園の年長児のあいだで、感染性胃腸炎が発症していることです。発熱とともに吐気や嘔吐があり、時に下痢を伴う子供さんが少なくありません。発病したかたは同じクラスだったり、兄弟姉妹だったりして、結構伝染性が強い病気のようです。赤ちゃんでも下痢症状で受診される方もありますが、今のところ軽症の方が多いようです。<林> |
11/16 |
11月中旬、いまだ夏の病気、手足口病の患者さんが受診されております。一方で、冬特有の気管支炎が乳幼児に発症してます。咳が始まったとたん、呼吸がゼーゼー、ヒュ―ヒュー、息苦しくそうになる病気、「細気管支炎」の患者さんが受診しております。入院する患者さんもあり、新潟労災病院小児科の長沼先生によりますと、原因はRSウイルスという気管支を痛める病原体と判明しました。<林> |
11/3 |
里の山々もいろづいて来ました。晩秋なのに、夏の病気の手足口病がいくつかの保育園や幼稚園ではやってます。ウイルスに季節感覚がなくなったの?いいえ、多分、人間世界の季節感がうすくなったのでしょう。<林> |