2000年
レポート
12/26 今週後半に刈羽郡総合病院小児科でA型インフルエンザの患者さん2名をみつけましたが、当院ではまだありません。小学校が冬休みに入るためインフルエンザ流行は1月中旬以降か。急性胃腸炎(嘔吐、腹痛、発熱)の患者さんは相変わらず多いが、幾分峠を越えたようで、症状も軽くなっている。水痘の患者さんが多く、1人が罹ると2週間後に必ず他の兄弟も発病するようだ。流行性耳下腺炎は消退傾向で、他の地区に波及せずに鯖石小学校で終息するか。<村井>
12/18 嘔吐症状の強い胃腸炎が大流行です。枇杷島小学校の1学級が学級閉鎖となりました。脱水症状が強く点滴が必要な患者さんが多いです。SRSV(小型球形ウイルス)によるものか。水痘が流行してきました。流行性耳下腺炎は加納で局地的に流行しているが、幾分消退傾向にあります。他の地区にはまだ波及していない。<村井>
12/10 保育園、幼稚園で嘔吐症状の強い感染性胃腸炎が流行しており、脱水症状が強く点滴をする患者さんが多い。溶連菌感染症は相変わらず流行している。流行性耳下腺炎は中鯖石地区で流行しているが、他の地区に波及していない。インフルエンザはまだ発生していない。<村井>
12/5 溶連菌感染症は相変わらず流行している。嘔吐、腹痛、発熱を訴える胃腸炎が流行している。流行性耳下腺炎も流行しているが、高熱、頭痛、嘔吐を訴えて髄膜炎となる例も多い。<村井>
11/27 溶連菌感染症が市内全域に流行しております。発熱、のどの痛みを訴える患児は小児科を受診してください。結構な確率で溶連菌が検出されます。溶連菌が検出されれば兄弟にも予防的に抗生剤を内服する必要があります。<村井>
11/19 溶連菌感染症が土合、長崎新田方面の保育所、小学校で大流行している。その他の地域でも患者さんが見られます。発熱、咽頭痛の患者さんは要注意です。流行性耳下腺炎は鯖石小学校で流行しているが、その他の地域には見られていない。柏崎でもA型インフルエンザの患者さんの発生がありました。2〜3週間後にインフルエンザが流行するのか。<村井>
11/13 溶連菌感染症が小学生に流行しています。発熱と喉の痛みの患者は要注意です。流行性耳下腺炎は中鯖石保育所から鯖石小学校の児童に流行しております。感染性胃腸炎、水痘は流行しておりません。外来は発熱と咳の患者さんが多いです。<村井>
11/5 、咳の患者が多く、一部はクループを呈する患者もみられる。溶蓮菌感染症は保育所、小学校で流行している。柏崎の一部の保育所で、水痘、流行性耳下腺炎が流行しており、他の地区に波及しそうです。手足口病、ヘルパンギーナ、胃腸炎は流行していない。<村井>