2000年
レポート
12/28 当地での感染症流行状況は、先週より「さらに減少」。■「咳の長引く気管支炎」は減少。仮性クループ、 細気管支炎もわずか。■「感染性胃腸炎」は、3〜5日の経過例が相変わらず、やや多い(本間、笹川)。乳児では白色便を呈する例、年長児では腹痛が持続する例が目立つ。■「4〜6日位高熱が続き、筋肉痛・咽頭痛、全身倦怠感、眼球結膜発赤が強い例」が、パラパラ。今週の迅速簡易検査では、A型インフルインザ・ヒットは少ない一方、アデノウィルスのヒット率は、まだ高い。■水痘、流行性耳下腺炎、溶連菌感染症はパラパラと。今期の溶連菌感染症、当地でも確かに腹痛例が目立ちました。<高野>
12/21 全体の感染症・流行状況は,先週よりもやや軽減。■「咳の長引く気管支炎」は、やや減少。仮性クループ、 細気管支炎も減少。■「感染性胃腸炎」は、3ー4日の経過例が相変わらず多い。白色便を呈する例も目立つ。■「3ー5日位高熱が続き、筋肉痛・咽頭痛、全身倦怠感、眼球結膜発赤が強い例」、やや増加。ただ、迅速簡易検査でのA型インフルインザ・ヒットの確率は、今週も3例とまだ低い。■水痘、流行性耳下腺炎、溶連菌感染症がパラパラと。<高野>
12/15 全体の感染症・流行状況は横這い??:月の末・始、好・荒天の要素あり判定困難。■「咳の長引く気管支炎」、→。一部、相変わらず、仮性クループ、細気管支炎ぎみ。ウィルス性肺炎も散見。一部は荒天の為か、喘息発作も加味??  ■「感染性胃腸炎」は、3ー4日の経過例が再度増加。第1病日に点滴を要する例が目立つ。(横越、佐藤)■3ー4日位高熱が続き、咽頭痛・全身倦怠感、眼球結膜”ウルウル”の強い例が、やや増加。迅速簡易検査では、殆どがアデノウィルスと。A型インフルインザは、今週2例と極少数。■水痘、流行性耳下腺炎、溶連菌感染症マイコプラズマ感染症が、ほんの少し。手足口病が、まだ少しあり。<高野>
12/8 全体の感染症・流行状況、先週よりやや↓。1:「咳の長引く気管支炎」、やや↓。一部、相変わらず仮性クループ・細気管支炎ぎみ。2:「感染性胃腸炎」は、だいぶ↓も、3〜4日の経過例が増加。1〜2日例は大幅減少。3:3〜4日位高熱が続き、咽頭痛・全身倦怠感の強い例が多少。4:A型インフルエンザ、当地にも発生(12月8日)。新津市/北上です。5:水痘が多少、流行性耳下腺炎はやや↑、溶連菌感染症とマイコプラズマ感染症が少し。以上、本間・高野でした。<高野>
11/30 全体の流行状況は、先週と横ばい。1:「咳がしつこい気管支炎」が、再度やや増加。「仮性クループ」、「細気管支炎」ギミの方も増加。「感染性胃腸炎」は、やや減少。(本間)2:「感染性胃腸炎」が相変わらず多数あり。(笹川)3:「流行性耳下腺炎」が再度増加。(高野)<高野>
11/24 全体の流行状況は、先週と横ばい。1:「咳の長引く気管支炎」は、やや減少。「鼻閉の強い上気道炎」が、やや増加。2:「感染性胃腸炎」も、相変わらず多数あり。罹患年齢が、再度、年長幼児と学童層に上昇。腹痛・嘔吐例が多く下痢は少。経過数日。3:「高熱が長期間、続く例」はやや減少。(A型インフルエンザ、まだ当地にはなし。)4:「EBウィルス感染症」と「マイコプラズマ感染症」がポツポツ。「手足口病」がまだ少し。<高野>
11/17 全体の流行状況、先週よりやや↑。1:「咳の長引く気管支炎」が、やや↑。一部、「仮性クループ」っぽくなります。「本物の肺炎(多分、ウィルス性)」も少し出現。2:「特徴的症状のない感染性胃腸炎」も、相変わらず多数あり。先週に比し、罹患する年齢層が低下??3:7日位高熱が続き、中程度の咳嗽を伴う例が多少。(昨日から、A型インフルエンザの簡便診断検査を開始しましたが、まだ当地には診断例なし。)4:水痘が多少↑、流行性耳下腺炎→、溶連菌感染症↓、手足口病がまだ少し。<高野>
11/10 1:全体の流行状況・忙しさ:普通。2:特徴的症状の無い胃腸炎:やや多し。経過1日間のと3日間のと、2パターンあり?3:高熱例:多少。6日間位で経過が長く、再来頻度が高い高熱例、一部は二峰性で関節痛あり、眼球結膜は非発赤。4:流行性耳下腺炎、水痘、溶連菌感染症、手足口病:少し。<高野>
11/3 1:手足口病、ヘルパンギーナ、まだ少しあり。2:乳児で「細気管支炎みたい」になる例が一部出現。(RSキットによる確定診断ではないです)3:幼児、学童で白色便(ギミ?)+腹痛・悪心が3ー4日の方が多少。(アデノ、ロタキットによる確定診断ではないです)4:流行性耳下腺炎が多少。<高野>